明けましておめでとうございます
新年には「初詣」、まずは元旦の伏見稲荷大社の様子をご紹介します。
昨年は3ケ日で約270万人がお詣りに訪れました。
伏見稲荷には、JR伏見稲荷駅の前にある表参道と京阪電車伏見稲荷駅から近い裏参道があります。
この日は一方通行で表参道が往路、裏参道が復路となっていました。
表参道の鳥居の奥に見えるのは楼門で、本殿はまだその奥にあります。
大変な人出で、なかなか前に進めません。
おまけに美味しそうな匂いにつられて寄り道してしまいます。
鮎の塩焼きです。テント内に腰掛けて食べている人も多かったのですが、中国人観光客が次々買っていきます。
中国語でも「鮎」で通じるのか調べてみると、中国では「年魚」、「鮎」はどうやら「鯰(なまず)」を表すようです。
美味しそうに食べていたから良しとしましょう。
さて、この玉子は何に使うのでしょうか?
答えはコチラの「玉子せんべい」です。
せんべいにソース、アオサ入り天かす+玉子+マヨネーズ
ちょっと並んで買ってしまいました。
ソースとマヨネーズの味が後を引く、屋台らしい味です。
一番の行列ができていたのは「たい焼きパフェ」
たい焼きの中にクリームたっぷりでしたが、写真を撮るにも人が多すぎて断念しました。
参道横の参集殿前の広場では「骨董市」が開かれていました。
ここはゆったり歩けます。
ようやく楼門です。
次なる難関「東丸神社」。合格を願う人たちが列を作っています。
江戸時代の国学者、荷田春満(かだのあずままろ)が祀られています。
弟子に賀茂真淵がいますが、赤穂浪士の討ち入りの際、吉良屋敷の見取り図を作り援助したことでも知られています。
伏見稲荷の社家生まれです。
さて、本殿はというと、この列のずっと向こうにあります。
列はずっと後ろまで続いています。
おまけに反対側にも列があります。
本殿にお詣りした後、帰るのにも一苦労といったところですが、近所ですので抜け道を知っています。
近道を通って帰りました。
伏見稲荷前の道路を北に行くと見えてくる「伏見人形」のお店
ガラス越しですが、何とも福々しい姿です。
ここまでが元旦の様子です。
場面変わって岡崎にある「京都市美術館」です。
日展開催中ですが、日本画のギャラリートークのご案内をいただいたので行ってきました。
初めて作家のギャラリートークに参加したのですが、楽しいお話で会場は笑いに包まれていました。
展示作品の解説以上に画家の「命を懸けて絵を描き続ける」という強い思いに感銘を受けました。
山﨑隆夫先生はギャラリーが多いほどトークに熱が入るそうなので、機会があれば参加してみてください。
美術館の帰りは岡崎店でランチです。
お昼時には行列ができるので、少し早めがおススメです。
岡崎に行ったら平安神宮にもお詣りしなくては。
1月も4日ともなると、初詣の人もずいぶん少なくなっています。
本殿左右にはたくさんのおみくじが結ばれていました。
さて、みなさんはどんな願い事をされましたか?
今年もいい1年であることを願って、平安神宮を後にしました。
最後になりましたが、今年もよろしくお願いします。(中西、平沼)