この美しさをうまく表す言葉を私は知りません。
あるのは、感嘆或いは称賛のみです。
まずは、写真をご覧ください。
さて、写真を見て「この場所は一体どこ?」と思われた方に少しご説明をします。
ここは「原谷苑」で、個人所有の約400坪の丘に100本以上の紅しだれが咲き
桜・梅・もみじの時期に一般公開しています。
雪柳、椿、レンギョウ、木瓜、馬酔木、山吹なども咲き、「百花繚乱」の世界となっています。
洛北、原谷地区は、戦後満州から引き上げてこられた方々が開拓団として入植し、開墾された所です。山林と荒地の辺境で、大変な苦労をされたと記録に残っています。
地理的には、金閣寺や御室桜の仁和寺から近い所にあるのですが、バスは1時間に2本くらいで、近くて遠い場所の一つです。
そんなところにありながらも評判が評判を呼び、知る人ぞ知る桜の名所となっています。
私は金閣寺からタクシーに乗って行き(5分ちょっと)、帰りは歩きました。(約30分)
入園料は時期によって異なります。ある意味「時価」ですね。
梅、もみじは無料ですが、桜の時期はMAXで1200円(土日1500円)
これだけの花を咲かせることの手間と、圧倒的な美しさを思うと、行く価値ありだと思います。実際に多くの人が訪れていました。
では、最後に写真をもう一枚
本日は中西がご案内いたしました。(4月17日撮影)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。(中西幸子)