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藤の森神社とお馬

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2014.02.02

みなさまこんにちは、林です。
今年は午年ということで、
ある野心を持ってわたしは藤森神社にやって来ました。
藤森神社は京阪墨染の駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
今から約1800年前に神功皇后によって創建された
皇室ともゆかりの深い神社です。


菖蒲の節句発祥の神社だそうです。
5月5日に行われる藤森祭は菖蒲の節句発祥の祭りとして
知られていますが、菖蒲は尚武に通じ、
尚武(武道・武勇を重んじる事)は勝負に通じると言われ、
勝運を呼ぶとして信仰されています。
そして、学問の祖神、舎人親王を祭る神社、
馬の神様としても知られています。
室町時代から走り馬が行われ、古来、神社と馬の関わりは深く、
11月に行われるシンシン祭には馬主・騎手・競馬関係者や
競馬ファンの参拝者でにぎわいます。

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絵馬舎にはたくさんの馬の絵が奉納されています。


拝殿には大きな馬の字を書いた絵馬が飾ってあります。
午年にのみこのような絵馬が飾られるそうです。
左の字は鏡で見たように逆に書かれています。
左馬にはこんな由来があるそうです。
1.ウマの逆はマウ(舞う)であり、舞はめでたい席で
 催されることから、縁起が良く招福となる。
2.左馬の下の部分が巾着の形をしており、口が締まって
 入ったお金が散在しないので富のシンボルとなる。
3.ふつう馬は人にひかれるものであるが、
 逆に馬に人が引かれて入ってくるというので
 客商売にとって先客万来となる。
4.馬は元来左から乗るものであるということから、
 左馬は乗馬をシンボルとするもので、これを持つ者は
 競馬に強いという。

本殿です。ここにも左馬が飾られています。
 

絵馬には馬が走っています。

おみくじもお馬さんです。
  
駈馬神事の図柄が入ったお守りをありがたくいただいて、
向かったのは

京阪墨染から四駅先の淀!
  
間近でサラブレッドを見ることができます。
最近は家族連れが多く、子供たちはポニーちゃんの乗馬体験に夢中です。
京都競馬場は野外の席が多いので、気候の良い季節に行くと
本当に気持ちがよくてのんびりできます。


レースで使う鞍を展示してあります。
子供たちは騎手の服を着て写真を撮ることもできます。
さて、メインレースはなんと、藤森神社でひいたおみくじに書いてあった
ラッキーナンバーが見事一着!!
今年はなんだか幸先いいなあと、いい気分で帰ってきました。
淀ですってんてんになって、西院まで歩いて帰ったという知り合いもいますので、
みなさま、賭けるのはほどほどに楽しんでくださいね。
それでは、今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございました。       (林)