みなさま、こんにちは!権太呂の林です。
今回は権太呂スタッフで信楽からほど近い伊賀の里にやってまいりました。
まず信楽といえばタヌキ!がなんといっても有名ですが、

最近はこんな忍者タヌキやら、

いろんなタヌキがいて、バラエティに富んでいます。
ところで、みなさま「土楽」さんをご存知でしょうか。
権太呂のホームページでも登場している、権太呂鍋がおいしく煮えているあの土鍋。
あれは土楽窯で作られた土鍋なんです。ほんとうにいつもお世話になっています。
今回権太呂スタッフで、伊賀焼の土楽さんを訪問しました。
京都の権太呂本店(四条烏丸)から車で一時間足らず。
田畑が広がるのどかな風景の中に土楽窯はあります。

猫の花子ちゃんのお出迎え。

土鍋がずらりと天日干し。
わくわくしながら工房を見学させていただきます。
粘土を練って土の中の空気を抜きます。



窓の外から、何事なん?と、こちらは花子ちゃんの娘のこはなちゃん。
竹とんぼのような道具は、
トンボと言ってお椀の深さや口の広さを
これで測るのだそうです。

手の動きに見入ってしまいます。小さな道具がたくさん。

釉薬をこの中で混ぜているそうです。

鍋に釉薬をかけます。

窯です。

見学の後、
土楽窯を代々受け継いでいる福森さんのおうちでお茶をご馳走になりました。
とても素敵な囲炉裏のあるお部屋で、ほっこり

あちこちにお花があって、気持ちがなごみます。
焼き物の仏様。

玄関の天井に見えるのは、燕の巣を作るための棚だそうです!


ギャラリーには素敵な器が並んでいます。
炭のコンロでお鍋をくつくつ煮て
この器でお酒を飲んだら美味しいでしょうね…
料理がヘタクソなわたしも、このお皿には何をのせようかと
妄想がひろがります…
お庭には野菜畑も。
こんな素敵なところで土楽さんの器は作られているんですね。
仕事中の手をとめて、私たちの案内をしてくださった土楽のみなさま、
ありがとうございました。
ところで、土楽さんが京都五条の「やまほんギャラリー」さんで器の展示会をされると聞いて、
後日、またまた権太呂スタッフがおじゃましました。


レトロな感じのビルの一室がギャラリーとなっています。

この日は、先日土楽窯で案内をしてくださったキュートな福森 道歩さんが
土鍋で煮込んだトマトスープを来場された方に振舞っておられました。
いい匂い…♥
福森 道歩さんは作陶しながら、土鍋を使ったお料理の本を出したり、
お料理教室を開いたりされています。

プチトマトに鶏肉レンコン豆腐が入った詰め物をして、
お客さんが来ると、ポンと一つづつスープに入れて煮込んでくれるんです。
それにチーズとオリーブオイルとハーブをちょこっとかけて。

酸味があって、あったかーいスープ、ごちそうさまでした!
このカップがまた素敵です。
またまた今日も美味しいものを頂いたところで、ブログは終了です。
写真がいっぱいで長くなってしまいましたが、
みなさま、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。(林)
