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競馬会足汰式

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2014.05.04

こんにちは。松本です!
今回は上賀茂神社の競馬会足汰式(くらべうまあしぞろえしき)に行ってきました!

この行事は5月5日に行われる、競べ馬(くらべうま)と呼ばれる神事の前準備になります。
競べ馬とは、堀河天皇の寛治7年(1093)に始まった古い行事で、
12頭の馬たちが速さを競う行事です。
この日は馬の健康状態や速さを実際に見て、5日の走る組合せを決定するそうです。

150mほどでしょうか、広い馬場があります。ここを馬が走っていきます。

走る前の馬たちです。ちょっと緊張しているみたい・・・鼻息が荒いです!

馬の足に手尺で水をかけ、走る前に足を清めます。

烏帽子に浅黄色の袴姿の人たちは「乗尻」という騎手役たちです。
これは足袋を濡らして脱げにくくしているそうです。

こちらは馬の歯を見て年齢を見ています。に~~っ!!
この健康診断?が終わったらいよいよ馬たちが走ります!

第1走『美作国倭文庄』と第2走『加賀国金津庄』の馬は慣例により勝敗が決まっています。
これは後ろに鞭を向け、後ろ馬を早く来い!と挑発しているそうです。

こちらは2走目。
鞭を前に向けて挑発に答えているんです。
声がすごい!奮い立たせるように大声で駆けていきます。


大・迫・力です!
私の写真技術ではなかなか伝えきれませんが、
乗尻たちが声を上げて駆けていく様は圧巻です。
5日はどんなふうになるのでしょうか?
興味が湧いた方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
では、ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。(松本)