みなさま、こんにちは。松本です。
今回私は5月15日に行われた「葵祭」に行ってきました!!
ご存知「葵祭」とは京都で行われる三大祭り、祇園祭・時代祭と並ぶお祭りです。
下鴨神社・上賀茂神社の例祭で、京都御所から下鴨神社・上賀茂神社と大通りを歩く行列が有名でもあります。
以前ブログで書かせて頂いた競馬足汰式もこの葵祭の中の儀式のひとつでした。
起源は約1400年前の欽明天皇の頃で、賀茂皇大神の崇敬者、卜部伊吉若日子を勅使として祭礼を行ったところ、
凶作が収まったことからだそうです。
実はわたくし、京都に住んでいながら葵祭の行列を今までまともに見たことがありませんでした。
今回ブログの取材に行くとなったとき、どうせ行くなら最前列から写真を撮りたいと思い行列が始まる1時間前についたのですが・・・
甘かったです。前から3番目が良いとこでした。
最前列の方はビニールシートに折りたたみ椅子持参の方々が大勢おられます・・・
行列が始まる前、警察の方がなんと乗馬で見回りをしておられました。
みなさん見覚えありませんか?京都の交番にある警察の看板と一緒の装いです。
いよいよ始まりました!
まずは行列を先導する乗尻。競馬の騎手たちでもあります。
それぞれ行列の人たちには頭や服などに葵の葉をつけています。
弓や剣、傘や桶、そして虎の毛皮など(!)、それぞれ持っている小物なども違って面白いです。
小学生ぐらいの子供からお爺さんまで、老若男女が行列に扮しています。
馬たちもおめかし!白馬も何頭かいて目を引きました。
後姿ですが牛車。軒先に藤の花などが飾りつけてあります。
牛はあまり引いてくれないみたいですね・・・
花が鮮やか!風流傘と言うそうで、とても重そうですが軽々と持ち上げていらっしゃいました・・・!
いよいよ斎王代列の順番が来ました。
それまでの行列も鮮やかでしたが、女の人が多い斎王の行列はそれに加え華やかさが感じられます。
笠を差し掛けられ優雅に歩いていきます。着物もとっても素敵!
しかもすべて違う柄の着物のようです。
女の子たちもお化粧をしておすまし顔で歩いていきます。
みなさん本当にきれいで、思わずうっとりしてしまいます。
いよいよ斎王代が御腰にのってやってきました。
十二単衣を着て御腰にのって・・・ほんとうにお姫様のようです。
最後に牛車が通って行列は終わったのですが、まるで夢から覚めたよう。
ほうっとため息が出ました。
当日は雨が途中ちらつきあまり良い天気ではありませんでしたが、行列の通るところだけ別世界のようでした。
みなさま、機会があればご覧になっては如何でしょうか。
本日は最後までご覧いただき、ありがとうございました。
松本