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権太呂ブログ

北野の天神さん ずいき祭へ

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2015.10.04

みなさん、こんにちは。緑です。
このスタッフブログでは初登場です。よろしくお願いします!
初めてのブログでは、タイトルの通り、北野天満宮のずいき祭をご紹介。
ん?この名前聞き覚えが…
そんな方もたくさんいらっしゃるかと思います。
なぜならば… 
そう、10月のプレゼントクイズのお題になっているお祭りです!
(***クイズはこちらから***)
もう答えを大々的に書いてしまっていますが(笑)
私ごとながら、通っていた高校の近くに北野天満宮と御旅所があるのです。
しかし、このお祭りに行った事はなく。。
せっかくの機会なので、行ってみることにしました~

今出川通り沿いの大きい鳥居をくぐり、参道を歩いていると、
んー 修学旅行中の生徒さんもたくさんいます。
有名どころですしね~

ありました!牛の石像!
皆さんなでなでしています。

足を進めていきますと、本殿に繋がる三光門。
この門がまた美しい!

彫りにも、塗りにも、見入ってしまいました。


そして、本殿に到着!

広々した境内を眺め、「お目当てのずいき御輿はどこかなー」
そんなことを考えながら、はっ!!と気付きました。
ずいき祭が北野天満宮と御旅所との両方が関わっていることに。
巫女さんに尋ねると、
10月1日夕方から4日夕方までは、
御旅所に御神輿があるとのこと。
行かないわけにはいきません!
自転車で下ること数分。
西大路通りからもお祭りムードを感じられました◎

美味しそうなにおいの漂う中、足を進めると北野天満宮御旅所に到着!

残念ながら、出店によって「北野天満宮御旅所」の石柱は見えませんが。。
本殿では、ちょうど神事が行われているところでした。
北野天満宮のカメラマンさんも写真を撮られていたので、私もすかさずパシャリッッ

お供え物を運び入れるところだったようです。
そして、見たかった御神輿はっけん~♪

写真を撮っていると、たくさんの小学生が御神輿の前で整列!
社会見学の授業のようです。

宮司さんがお話をはじめられたので、私もこそっと!?御神輿の説明を聞いてきました!

ずいき御輿との名前が付くほどのこの御神輿、やはり、ずいきがふんだんに使われています。
少し驚いたのが2色のずいきを使った屋根葺。
上の赤いのが「唐の芋」、下の緑色のが「真芋」だそうです。

唐の芋の頭芋を逆さにして、阿吽の表情に仕上げられた獅子頭。
目は栗、口は赤い唐辛子です。


四方の角を飾る瓔珞は、赤茄子、五色唐辛子、麦藁細工の家紋を通して作られています。
瓔珞の屋根には、水菜・九条ねぎの種、白胡麻が敷き詰めてあります。


四方輿のすだれにあたる平瓔珞の左右には、
干しずいきに唐辛子の輪切りで梅を表し、そこに茗荷の鶯が止まっている「梅に鶯」。

松の木の下に茗荷を逆さにした鶴がいる「松に鶴」。

屋根から下へ延びる赤い柱は、赤・白の千日紅のお花で飾り付けられています。

ここまでは、毎年同じだそうで、ここからが昨年からの1年間を表す力の見せどころ!
ドラマや映画をモチーフにした飾りがありました。


どれもこれも、完成度高すぎです!
京都市の無形民俗文化財に指定されているだけのことはあります!
ずいき祭は、毎年10月1~5日に開催されています。
みなさんも、圧巻の御神輿を見に行ってみて下さいね~
初めてだったこともあり、とっても長くなってしまいました。
最後まで読んで下さった方、本当にありがとうございます。(緑)