こんにちは、中西です。
そろそろ紅葉の時期ですね。京都に住んでいても今年の紅葉は気になり足を運びます。
この時期には常にも増して人出が多くなり、紅葉を見に行くのか人を見に行くのかわからないと言われるほどです。
今回ご紹介するのは紅葉と苔を堪能できる「白龍園」で、一日100人限定で公開しています。なんとも贅沢な空間です。
まずはチケット入手から。9時から叡電出町柳駅での発売に合わせ並びます。7時半に着いたら20番目位でした。
9時にチケットを購入し、9時20分の電車に乗れば10時の開園前に白龍園に着きます。
ところが、ここで説明がありました。皆が一斉に開園時間に行けば、せっかくの100名限定の値打ちがなくなるので各自調整して重ならないように行ってほしいということでした。
うーむ、なかなか難しい調整です。とりあえず比叡山の麓「八瀬」に行くことにしました。
下2枚は瑠璃光院。特別公開しています。ぶらぶら歩いて時間調整。一日乗車券付き入園券はお得感たっぷりです。
さて、ここから二ノ瀬「白龍園」です。
鞍馬行きの叡山電車でもみじのトンネルを抜け、二ノ瀬駅で降ります。
苔がきれいです。
きれいな杉苔は勝手に生えてきたものだと手入れをしていたおじさんが話していました。
苔が育つ環境が整っているという話は西芳寺(苔寺)と同じですね。
ここは故青野正一氏(青野株式会社の創業者)によって今から50年前に開山され、山の整地から石の段組み、東屋や橋の建設など、全て自らと社員家族一丸の施工によって、50余年の年月を注ぎ込んで完成させたものです。
この空間を楽しむための一日限定100人なのです。
各自がこの時間なら空いてるかなと頃合を見計らって訪れます。
ゆっくり紅葉を楽しみたい方にオススメします。
特別観覧券は朝9時から京福出町柳駅で発売され、入園は10時~14時(雨天休園)
11月30日まで公開しています。(中西)