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京・嵯峨野 保津川下り

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2017.09.03

みなさんこんにちは、調理部の小田です。

今回は、私の好きな京都の楽しみ方をご紹介します。

 

山々の間を縫うように、1000年に渡り京の都を支えた水運文化の面影が今も残る保津川。

豊かな自然に包まれ、四季折々の風情が楽しめる場所です。

 

保津川渓谷に沿って、嵯峨野から亀岡までを結ぶトロッコ鉄道。

一度は廃線となりましたが、平成3年に観光列車として復活しました。

ノスタルジックなデザインの車両も素敵で、のんびり揺られていると、自然に溶け込むような感覚になります。

 

亀岡から嵐山までの渓流を船で進むのは保津川下り。

江戸時代初期、丹波地方の産物を都に送る、産業水路として開かれたのが始まりだそうです。

その後、道中に広がる美しい風景を楽しめるよう、明治28年頃から観光としての運航が行われるようになりました。

穏やかな流れに乗ってゆったりと景色を楽しんだり、急流でスリルを味わったりと、様々なシーンが楽しめる、まさに自然のアトラクションです。

 

列車と船を乗り継いで、それぞれ違った保津峡の魅力を感じてみてはいかがでしょうか?

 

(小田)