みなさんこんにちは、調理部の小田です。
今回は、私の好きな京都の楽しみ方をご紹介します。
山々の間を縫うように、1000年に渡り京の都を支えた水運文化の面影が今も残る保津川。
豊かな自然に包まれ、四季折々の風情が楽しめる場所です。
保津川渓谷に沿って、嵯峨野から亀岡までを結ぶトロッコ鉄道。
一度は廃線となりましたが、平成3年に観光列車として復活しました。
ノスタルジックなデザインの車両も素敵で、のんびり揺られていると、自然に溶け込むような感覚になります。
亀岡から嵐山までの渓流を船で進むのは保津川下り。
江戸時代初期、丹波地方の産物を都に送る、産業水路として開かれたのが始まりだそうです。
その後、道中に広がる美しい風景を楽しめるよう、明治28年頃から観光としての運航が行われるようになりました。
穏やかな流れに乗ってゆったりと景色を楽しんだり、急流でスリルを味わったりと、様々なシーンが楽しめる、まさに自然のアトラクションです。
列車と船を乗り継いで、それぞれ違った保津峡の魅力を感じてみてはいかがでしょうか?
(小田)