皆さま、こんにちは!吉武(緑)です。
日中は暑い日もありますが、朝夕は心地のよい風が通り、お散歩が楽しい季節ですね。
京都市内、お散歩をしていると、必ずと言ってよいほど神社やお寺を目にします。
今回は、町なかにある小さな神社をご紹介!
烏丸四条を南に下がり、烏丸高辻を西に入ったビルの隙間に佇むこちらの神社、繁昌社です。
この繁昌社で祭られているのは、「田心姫命」「市杵島姫命」「湍津姫命」の宗像三女神。
三女神は海上交通の神で、商品流通の守護から「市の神」として信仰されているそうです。
さらには、この三女神のうち「市杵島姫命」は、仏教の「弁財天」と解されることから、
商売繁盛・諸芸上達のご利益があるとのこと。
なかなか仕事運が上がりそうな神社です。
そんなご利益もあり、この一角の町名が繁昌町となって周りにはオフィスが立ち並んだのかしら・・・。
と思ったのですが、説明書きを読み進めると、もう一つ別の種類のご利益が!?
それは「縁結び」!
元々「班女ノ社」「半女ノ社」と呼ばれていたこの神社、転訛して現在の「繁昌社」となったそうなのですが、
ある書物には、「班女と繁昌は同音の為、男女参拝し子孫繁栄を祈願する」と書かれ、縁結びの神としても詣でられているとのこと。
仕事もプライベートも、なんとなくいいことが起こりそうな、いや、起こってほしいな~と欲深くなりそうな繁昌社、
機会がありましたら、ぜひお立ち寄りを♪