こんにちは、中西です 。
1月9日成人の日に「七福神めぐり」をしてきました。
その様子をご案内致します。
七福神といえば、恵比寿、大黒、寿老人、毘沙門天、福禄寿、弁財天、布袋の七神で、室町時代に京都から生まれた民間信仰といわれています。
七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かるという信仰から、「七福神」巡りは新年行事のひとつとなっています。
一番古いという「都七福神めぐり」の他にも「京都の七福神めぐり」「京都七福神めぐり」などがあり、回る社寺のラインナップが異なります。
社寺は京都市内から宇治市にかけて点在しており、なかなか一日では回れません。
ところが「泉涌寺 七福神めぐり」は、皇室ゆかりの御寺泉涌寺の塔頭をめぐるだけで「七福神めぐり」ができます。
「おお、これはスゴイ!」約2時間で回れる。おまけに家から歩いて行ける。
ということで、いいことが起こることを願って「七福神めぐりに」に出発です。
一番目「福禄寿」の即成院
ここで福笹をもらい、吉兆を授かり笹につけていきます。
即成院は、平家物語にも登場する弓の名手、那須与一の墓所があるところです。
ここはやっぱり「的矢」でしょう。
大勢の人がお参りに訪れています。
2番 戒光寺に「弁財天」
3番 観音寺「恵比寿神」
4番 来迎院「布袋尊」
5番 雲龍院「大黒天」
6番 悲田院「毘沙門天」
見晴らしのいい所で、西山にうっすら雪がかぶっているのが見えました。
7番 法音院「寿老人」
番外に新善光寺「愛染明王」
泉涌寺観音堂「楊貴妃観音」
お山巡りなので、結構坂道を歩きます。
福笹につける吉兆は、種類が色々あり、300円400円くらいから2,000円を超える物まで幅広くあります。
「ようお参りやす」と声をかけてもらいながら吉兆を授かります。
ここで少し、吉兆をご紹介します。
今回のお気に入りの「虎」は、毘沙門天の所で「厄除け」とありました。
いいお値段なので一番小さい「孫虎」にしましたが、それでもこの中では一番の価格です。
楊貴妃観音では、「末広」のお多福、恵比寿さんでは「鯛」。
何やらめでたそうな「鶴亀」に小判やら達磨やら・・・
と並べてみて、頭の中でそろばんをはじくと(電卓じゃない)結構恐ろしいことになっていました。
「封印する?、いやいや縁起物だし」と少しの葛藤の後、この福笹は我が家の玄関に飾られています。
「泉湧寺 七福神めぐり」は、毎年成人の日に新春恒例の行事として行われていて、当日は甘酒・昆布茶・小豆粥の無料接待もあります。私は甘酒をいただき、身体が温まりました。
これで今年はいいことがあるかもしれません。
「駆け足」のような「七福神めぐり」を読んで頂き、ありがとうございました。(中西)