こんにちは。平沼です。
今日は祇園祭のブログでしばらくお休みしていました京都五社めぐりをご紹介します。
本日の五社めぐりは、世界文化遺産、上賀茂神社です。
正式名称は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といいます。
上賀茂神社と下鴨神社は京都で最古の神社といわれています。
毎年5月に行われる葵祭は京都三大祭のひとつで、この日は全国からたくさんの
人が来られます。
一つ目の鳥居をくぐる二つ目の鳥居に行くまでは白砂の参道がのびていて
左右には芝生の広場があります。市民の皆さんがお散歩をしたりして
憩いの場となっています。境内も自由に入ることが出来、とても開放感溢れる景色ですよ。
神馬舎です。いつもは神馬の神山号という白馬がいるのですが、今日はいませんでした。
きっと暑くなり、どこかに避難したのでしょうか・・・。
御所舎
こちらは細殿(拝殿)。細殿は古くから天皇、斎王や上皇の参拝の際の著到殿
(ちゃくとうでん・まず入御して装束等を整える御殿)で、重要文化財に指定されています。
立砂
神代の昔に、円錐形の神山に御祭神が最初に降臨したと伝わることから、
細殿の前には、白砂が二つの円錐形に盛られています。
立砂の頂点には神が降臨する際の目印として、常緑樹の松葉が立てられています。
今日では、この立砂は鬼門などに撒く清めの砂の起源とされています。
楽座
舞殿
楼門
左右に回廊をめぐらした朱塗りの二階建ての門です。
威風堂々とした姿のなかにも雅やかさをたたえていますね。
楼門の前の御物忌川(おものいがわ)には、朱塗りも鮮やかな「玉橋」
(たまばし)が架けられています。
玉橋は反りを持たせた高欄付きの美しい橋で、神事で神官が渡る際にのみ使われ、
普段はしめ縄が張られて一般の人は通れないようになっています。
片岡社は玉橋の東側に建っています。
紫式部がこの社に何度も通い、自らの恋の成就を祈った歌も残されていて、
葵の葉をかたどったハート型の絵馬に願いを書き込み、奉納することができます。
こちらは中門です。この奥に本殿などが並んでいます。
撮影は禁止でした。
ならの小川
ならの小川は流域の摂社「奈良社」や、傍らに楢の木があったことなどがその
名の由来だそうです。
世界文化遺産である上賀茂神社は、とても広大な敷地に新緑が映え、
自然を感じることができます。なにかパワーをもらったみたいな気持になりました。
是非、緑のきれいなこの時期に訪れてみてください。
今回も最後までお読み頂き有難うございました。 平沼