柳の枝2本におみくじを結びつけてお願いすると良縁に恵まれるといわれている。
本日も先週に引き続き平沼がお伝えします。
さて本日は、京都の中心にある「六角堂」をお伝えします。
京都の中心といわれる六角堂は、聖徳太子が夢のお告げによって六角形の小堂を
建立し、如意輪観音像を安置して建てたのがはじまりといわれています。
正式名称は頂法寺といいますが、本堂が六角宝形造なところから一般に「六角堂」と
いわれています。
西国三十三カ所観音霊場の十八番札所から、朝早くからお参りにくる人が多くおられます。
最近は若い人たちの間で「願いがかなうお寺」といわれ、パワースポットとしても人気が高い
場所です。
六角堂の境内は狭いのですが、境内には興味深い建物があります。
こちらは磁石(へそ石)といわれてます。ここが京都の中心といわれています。
こちらは六角柳といわれる柳の木です。
「縁結びの柳」として人々に親しまれています。
なぜ「縁結びの柳」といわれるかといいますと、その由来は、平安時代初めに遡ります。
その昔妃との出会いを願っていた嵯峨天皇の夢枕に「六角堂の柳の下を見よ」との
お告げがあったそうで、嵯峨天皇は飛び起きてその場へいくと、するとそこに、
本当に絶世の美女がいたといいます。天皇はすぐにその美女を妃に迎えたことから、
「六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれる」と噂が広まり有名になったのだとか・・。
今では柳の枝2本におみくじを結びつけてお願いすると良縁に恵まれるといわれています。
柳の枝にはたくさんのおみくじでいっぱいです。
こちらは一言願い地蔵です。少し首を傾けられたお姿のお地蔵様でとてもかわいいです。
なぜ少し首を傾けられているかといいますと、これはお参りにこられた方の願いを
叶えてあげようか、どうしようかと考えておられるお姿なのだそうです。
欲張らずに信心深くお願いすれば、きっと叶えてくださると思いますよ。
こちらは太子堂です。
聖徳太子のご自作と伝えられる南無仏の像(聖徳太子2才の像)が安置されています。
この太子堂も六角になっています。
こちらのかわいいお地蔵さまたちは、子供を守ってくれるお地蔵さまです。
みんな毛糸で編んだ帽子をかぶっていてとてもかわいいですね。
六角堂は境内のいたるところで六角形の形をみることができますよ。
少し鳩が多いので上から糞が落ちてくるのでは??と心配にもなりますが
パワースポットとしても人気が高いので機会があればぜひ訪れてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただき有難うございます。平沼