こんにちは、平沼です。
京都も日々冷え込む日が多くなり、いよいよ冬到来だな!と感じられます。
本日は、紅葉第2弾として赤や黄色などきれいに色づいた紅葉をお届けします。
まずは大原にある寂光院。
天台宗の尼寺で正式には清香山玉泉寺というそうです。
寂光院の紅葉は、山門へ昇る石段の脇に続く黄葉が美しく、
急な石段になっているのですが、登っていても紅葉の美しさで苦になりませんよ。
寂光院は、2000年5月不慮の火災により、ご本堂が焼失し、
本尊地蔵菩薩様も大きく焼損しましたが、5年後に元通りに復興しました。
しかし史実にしたがって旧堂と同じく桃山建築の様式に再現されているといわれます。
創建時から伝えられて来た聖徳太子の作と伝わる重要文化財の旧本尊・六万体地蔵尊は
火災による損傷がはげしく収蔵庫に安置されていて、残念ですが本堂で拝することはできません。
こちらは池泉回遊式の四方正面の庭です。
池に落ちた紅葉の葉がなんともいえなく切ない秋を物語っていますね。
そしてこちらは諸行無情の鐘を吊す鐘楼と紅葉です。
寂光院は紅葉が美しく大原の紅葉を代表する光景の一つとなっています。
そしてこちらは三千院。
♪京都大原三千院。恋に疲れた女がひとり~。なんて音楽が聴こえてきそうです。
三千院は、大原の里にある天台宗の門跡寺院です。
大海原のような見事な苔と四季折々の花々の美しい寺としても有名で、
特に秋の紅葉の時期は多くの観光客が訪れます。
広大な敷地の中の紅葉はまるで絵葉書のようです。
しばらくきれいな紅葉の景色をお楽しみください。
落ち紅葉もとてもきれいです。
ここで少し休憩です。
あまりにもおいしそうなお団子だったので、写真をとっているとお店の人に
「だめだめ、他のお客さんが映るからだめよ~」て
注意されましたががんばって写真をとっていました。お店の方ごめんなさい。
こちらはお昼寝中のネコちゃんです。
布団にくるまっていてとってもあったかそうでした。
このあたりは気温がかなり下がるので、動物も冬になるときっと寒いことだろうと思います。
そう言えば冬に訪れたときは「ぶるぶる」震えている犬ちゃんを見かけたことがありました。
11月28日の法要には、本来秘仏の金色不動明王さまがご開扉されますので
機会がありましたら是非お出かけくださいね。
こちらは世界遺産の仁和寺です。
仁和寺は真言宗御室派の総本山とされているところです。
真言宗御室派総本山ですが、 平安時代中期、宇多天皇が皇位を子供に譲り出家し、
法皇となってここを住まいとしたので、「御室御所」とも言われています。
仁和寺の正門にあたるこの仁王門は、徳川幕府3代将軍・家光が建立したもので
左右に金剛力士を安置した朱塗りの堂々たる楼門です。
知恩院の三門、南禅寺の三門とともに、京の三大門に数えられています。
皇室とゆかりが深く格式の高い寺院で、御殿の内部は宮廷のような造りです。
こちらは御室桜有名ですが秋の紅葉も結構見所があります。
こちらは御殿内の宸殿からからみた紅葉に彩られた北庭越しの五重塔です。
紅葉と五重塔が美しいですね。
みな様、本日の紅葉はいかがでしたでしょうか。
京都は先週半ば頃で紅葉が終わってしまいました。
今日は愛宕山に雪が積もっておりました。
これから底冷えの寒い日々が続きます。
皆様風邪など引かれませぬよう暖かくしてお過ごしください。
それでは本日も最後までご覧いただき誠に有難うございました。平沼