こんにちは、またまた平沼です。
今回は、わらじをはいた「幸福地蔵菩薩」が有名な鈴虫寺をご紹介します。
どんな願い事も一つだけ必ず叶えてくれるという幸福地蔵さんは、
良縁を願う人にとっては一度は会ってみたいお地蔵さんの一つではないでしょうか。
鈴虫寺の名前で有名ですが、正式名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいます。
華厳寺は江戸時代中期の享保8年(1723)、華厳宗の再興のために
鳳潭上人(ほうたんしょうにん)によって開かれ、現在は臨済宗に属する禅寺となっています。
実はここ鈴虫寺では四季を問わず一年中鈴虫が鳴く音がきこえてきます。
鈴虫は先代の住職から28年の歳月かけて四季を通じて日中に
一年中鈴虫が鳴くようにと研究されたということです。
お堂の中には約7,000を超えると思われる鈴虫が飼われており一年中鳴いています。
そのため鈴虫寺と呼ばれています。
こちらが門の前におられる日本で珍しいわらじをはいたお地蔵さんの「幸福地蔵菩薩」です。
足にはわらじをはいておられます。
このお地蔵さんはどんな願いことも1つかなえてくださるそうです。
まず幸福お守りを買い求めます。
そして部屋に案内されその中でお茶とお菓子を頂きながらお話を聞きます。
幸福お守りを両手にはさんで一つのお願いと名前と住所を念じて拝むと、
お地蔵さんが家まで来て願いを叶えてくださるという言い伝えがあるそうです。
お地蔵さんお願い事のしかたなどいくつかの決まり事は住職さんや副住職さんが
説法でくわしく楽しく教えてくれます
お地蔵さんの拝み方(幸福お守りの幸の字を手で隠さないこと)と
お願いは一つに絞ること、一足飛びに成就を願わずステップを踏むこと
などなどちょっとしたユーモアを交えて話されます。
御利益はなかなかのもので、願いが叶ってお礼参りにくるひともまた多いそうです。
鈴虫寺はこの急な階段を登ったところにあります。
階段の数は、約80段で結構あります。
階段の横にはとてもきれいに椿の花が咲いていました。
ここの鈴虫寺は全国からお参りに訪れる人が多いため
観光シーズンにでもなると、相当待つことを覚悟しなければなりません。
人が多い時はこの階段のも人の列ができます。
観光客が最も少ない2月~3月中旬まではすいていてすぐに入ることができるので
その時期にいくことをお勧めします。でも今の時期の鈴虫寺は結構寒いです。
すぐ横が山なので暖かい格好をしないと凍えてきますので、
行かれる際は暖かい格好とホカロンをぜひお持ちください。
鈴虫寺の階段したには、お蕎麦屋さんなどもあります。
このお蕎麦屋さんを抜けていくと安産の神社の月読神社や松尾大社などにも
歩いていけますよ。
まだ寒い日が続きますが、これから暖かくなる季節は、
ぶらぶら歩いて行くのにはおすすめのコースです。
空気も良いし、山をすぐ横に感じられます。
本日は最後までお読み頂き有難うございました。平沼
次回はおまたせいたしました。中西の登場です。