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城南宮 しだれ梅

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2013.03.24

こんにちは、中西です。
今回は「城南宮 しだれ梅」をご紹介いたします。
実は権太呂の藤本惠一郎会長と「一緒に写真を撮りに行こう!」という話になり、
「では城南宮のしだれ梅に」と出かけたのでした。

撮った写真はそのままお蔵入りのつもりだったのですが、季節の様子を皆さんにご紹介する機会だからと会長に背中を押されてのアップとなりました。

そんなわけで、しだれ梅と椿の写真のみのご紹介となりますが、城南宮の神苑を散歩しているつもりで見ていただけたらと思います。
今回のトップ写真は、腕に定評がある藤本会長の写真です。

城南宮は、平安遷都の際に、国土の安泰と都の守護を願って祀られたお宮です。
京都御所の裏鬼門を守る神となったことから貴族の方違の宿所となり、方除けや厄除けの神として信仰されるようになりました。

京都では今でも建築の際にはここで「清めのお砂」を授かったり、お祓いをしてもらったりしています。
権太呂の各お店を建てる時も城南宮さんでお砂をいただき、お祓いに来てもらったそうです。
(写真は我が家で授かった時に撮ったもの)

車のお祓いも有名で、夏越の祓いの時には車ごと通り抜ける大きな茅の輪が用意されます。
権太呂の車もここでお祓いをしてもらいました。

では、神苑の散歩に出発です。

神苑入口近くの様子

はらはらと今にもこぼれ落ちそうな花びら

別々に写真を撮りましたが、同じ場所に行っています。
カメラが違うとはいえ、視点が違うと光景もこんなに違って見えます。
風景のどの部分を切り取るかの判断、これが「腕」なのでしょうね。
今回はこの2枚が会長撮影です。(説明は余分かもしれません)

この灯籠は入口近くにありますが、裏側から見た様子

苔の上に落ちた椿もきれいでした。写真では左下の影の部分です。

落ち椿としだれ梅

木の根と落ち椿。この写真は絵の題材用に撮ったものです。
絵の題材に使えるかもしれないと、とりあえず撮っておきますが、なかなか作品にはなりません。

大きな薮椿
写真に収めたのは神苑のごく一部で、この椿のあたりを最後に「しだれ梅」は姿を消します。
入口からこの辺りまでが「春の山」です。

この後に「曲水の宴」が行われる「平安の庭」があり、通路を隔てて「室町の庭」「桃山の庭」「城南宮の庭」と続きます。春には桜、藤があり、季節ごとに楽しめるようになっています。

機会があればまた藤本会長とのコラボで、別の視点の光景写真をご紹介していきたいと思います。
簡単な説明に終わりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。(中西)