こんにちは平沼です。
本日は美麗祈願の鏡絵馬があることで女性の間でひそかなブームとなっている
「河合神社」をお伝えします。
知る人ぞ知る、その神社は下鴨神社にある糺の森の南側左手にあります。
この神社の祭神は玉依姫命で
女性の守護神であり、女性の美への願いが叶うといわれ、古くから厚い信仰を集めています。
美人・多産などのご利益があるとか。
そのための参拝者が多く訪れます。
この神社の絵馬はとても珍しく、
表面の顔を自分の顔に見立て、美しい女性になりますようにと願いをいこめて
自分が使用している化粧品等でお化粧をします。
もちろん化粧品がない方には、クレヨンや色鉛筆を貸していただけます。
こちらは絵馬の裏面で、絵馬に描かれた双葉葵は下鴨神社の御神紋です。
「あおい」は「あふひ」とも書き「あふ」は「会う」、「ひ」は「神霊」を示し、神さまとの
出会いを意味しているそうです。
自分の名前とお願いごとを絵馬に書いて神さまにお願いしましょう。
絵馬のお化粧はこちらのスペースで行います。
クレヨンや色鉛筆など用意されています。
河合神社の横には、お化粧された絵馬がびっしりと並んでいます。
絵馬に書かれたお顔は色々な表情がたくさんあります。
本格的な顔からかわいい顔まで見ているだけでも楽しくなります。
美人祈願したあとに美人になったかが確認できる鏡も用意されています。
美人になったかな・・。
そして河合神社内の休憩処では美人水のジュースがいただけます。
下鴨神社の「葵の庭」に植えられているカリンの木から採れたカリンと、
大炊殿に湧く御神水を使って作られたドリンクだそうです。
ジュースの名前からして美人になれそうですね。
境内には、鴨長明の方丈もあります。
河合神社の神官の子として生まれた「方丈記」の著者・鴨長明。
長明が住んだ方丈の庵が復元展示されています。
河合神社は大きな神社ではないですが、
近くには下鴨神社の糺の森があり、マイナスイオンたっぷりです。
この場所にいくだけでも空気も澄んでいて心もきれいになれそうです。
しかしこの時期は結構蚊がいますので、気持ちよくお参りするには
虫よけスプレーを忘れずに持参ください。
京都は小さなものから大きなものまでいろいろなお寺神社があります。
その数は一体いくつあるん?て思うくらいです。
今後まだまだ知られていない小さなところまでお伝えできればと思います。
本日も最後までご覧いただき有難うございました。
(平沼)