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世界遺産「下鴨神社」

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2013.06.30

こんにちは平沼です。
本日は世界遺産の下鴨神社をお伝えいたします。

下鴨神社は樹木の生茂る「糺の森」北部にあります。
この神社は太古、この地を占有していた賀茂氏が創祀したわが国最古の神社のひとつです。



下鴨神社といえばこの糺の森の中にあります。
この「糺の森」は太古の昔から植生が保たれています。
約3万6千坪にも及ぶ広大な敷地です。
ケヤキや楓などの落葉樹が全体の70%を占め、古代からの
自然がそのまま残っていて国史跡にも指定されています。
糺す(ただす)と読みますが、なぜただすなのでしょうか?
それは下鴨神社の祭神の賀茂建角身命が、昔人々の訴え事を
この森で聞いて、正邪の裁きをしていたという言い伝えがあり
「糺す(ただす)」という名はこれに由来しているそうです。
たくさんの木々で覆われているので、木々の間から日差しがこぼれて
とてもきれいです。マイナスイオンたっぷりでいつで新鮮な空気でいっぱいです。
地元の人は散歩したり、ジョギングしたりしています。



こちらは糺すの森の間の参道の大鳥居です。
  



こちらは楼門です。この時期、樹木の緑に桜門の朱色が映えとても素敵です。



こちらは楼門手前にある縁結びの御神木です。
この木の根元は2本あるのですが、途中で1本の幹が他の幹の中に入り込み、
1本となって上に伸びています。

御神木の横には相生社があります。縁結びの神様ということもあり
やはり女性の参拝者が多いです。


こちらは舞殿です。桜門をくぐったところすぐにあるのでとても目立ちます。

舞殿の周りの砂利はとても白く、日があたるととてもまぶしいくらいです。
この砂利の白さをみるたびここは神の領域だな~と神聖な気持ちになってしまうのは
私だけでしょうか・・・。


こちらは中門をくぐったところにある「干支の守護神」です。
自分の干支のお参りにいかがでしょうか。



そしてこちらは御手洗社です。
土用の丑の日に社前にある池に足をつけると夏痩せを防ぎ
病気にかからないと言われています。
御手洗池から湧き出るアワを人の型にかたちどったのが「みたらし団子」で、
ここが発祥の地とされています。

こちらは御手洗川、輪橋です。
この川は通常水は流れてないようですが
土用の丑の日が近づくと水が湧き出てくるといい、京の七不思議の一つとされています。



こちらはさざれ石。
「さざれ石」とは小さな石という意味で、火山の噴火により石灰岩が分離集積して
凝固した岩石です。
「さざれ石」は年とともに成長し岩となると信じられている神霊の宿る石です。


神社に行くたびに思うことがあります。
神社は鳥居や楼門などの朱色が目立ちます。
なぜ楼門や鳥居は朱色なのかご存知でしょうか?
じつはこの色厄除けのための色だとされています。
ただあざやかな色だけではなかったのですね。
今の時期木々の緑がとてもきれいなので楼門や鳥居の朱色がとてもよくマッチ
していてきれいです。
これから暑くなりますが、糺の森は木々に覆われているので直射日光が
ふさげます。散歩がてらに是非お参りください。
本日は最後までご覧いただき有難うございました。(平沼)