こんにちは。あちこち散歩シリーズも4をむかえました。
本日は京都のショッピング界隈新京極から三条京阪あたりをお伝えいたします。
まずは新京極の入口入ってすぐのところにある安産祈願でおなじみの
「そめどの地蔵」をご紹介します。
この神社は、地元では「そめどのさん」として親しまれています。
なぜそめどのさんかというと、この辺り一帯は当時の権力者、
藤原良房の屋敷地であったため、世間では良房の邸宅を「染殿」と
称していたことから、その名が付いたと言われています。
この神社は安産の神社です。
安産祈願後、安産御腹帯も授与していただけるので、妊婦の方は
是非お参りください。
新京極の中はこのようになっていて、お店がたくさんあります。
色々なジャンルのお店がたくさんあるので楽しみながらショッピングができます。
もちろんお土産売り場もありますよ。アーケードなので雨の日も便利です。
新京極の中をどんどん歩いていくと錦天満宮があります。
こちらは頭の神様です。
錦天満宮を背に前を向くと、寺町の看板がみえます。
新京極と寺町通は平行しています。この奥は錦市場が続いています。
しばらく歩くと蛸薬師堂があります。
病気平癒や厄難消除に霊験あらたかな蛸薬師如来が祀られています。
実はこの「薬師堂永福寺は、昔より寺内に一歩踏み入れただけでも、
蛸薬師如来さまのご加護があると言われています。
「なで蛸」は悪い部分を撫でると治るとされています。
蛸薬師堂を少し過ぎたところに「和泉式部」ゆかりの地があります。
こちらは「誠心院」です。
こちらは「水かけの行者さん」の石像です。
そしてこちらは知恵授け・恋授けのご利益がある「鈴成り輪」です。
ならすと鈴のいい音がなります。
しばらく進むと今度は誓願寺につきました。
こちらのお寺は落語発祥の寺、芸道上達の寺としても広く信仰を集めています。
新京極をつきあたり三条商店街を出ました。
新京極から徒歩でなにも観光せずにこの交差点までは
女性の足でも20分もかかりません。
今度は三条京阪に向かって歩きました。
こちらは三条大橋です。
三条大橋を渡るたもとには弥次喜多像(やじきたぞう)があります。
江戸時代後期に十返舎一九が書いた滑稽本「東海道中膝栗毛」の
主人公である弥次郎兵衛と喜多八をモデルにしたものだそうです。
こちらは三条大橋から見た鴨川の景色です。天気がいいととてもきれいに
山が見えます。
本日はあいにくの雨模様でした。
三条大橋を渡ると、高山彦九郎像があります。
江戸後期、諸国を行脚して尊王論を説いた「寛政の三奇人」の一人です。
幕府の追及を受け、福岡・久留米で自刃しましたが、
「尊王運動の先駆者」として幕末の志士たちに強い影響を与えた人物です。
上洛のたび、この姿のように京都御所に向かって拝礼したといいます。
三条大橋から今度は祇園白川まできました。
この辺りは春になると桜が咲きとてもきれいな場所です。
この奥には辰巳神社などがあります。
その模様は次回またお伝えいたします。
祗園の中を抜けて、南座までやってきました。
最近、東京に新しく歌舞伎座がリニューアルしましたが、そちらは白を基調にして
まるで宮殿のようでした。
やはり京都の南座は歴史を感じさせる建物です。
今回新京極を抜けてぐるっと円を描くように散歩してみました。
次回はシリーズ5をお伝えいたします。
本日も最後までご覧いただき有難うございました。(平沼)