こんにちは平沼です。
本日は八坂通り~八坂庚申堂までを歩いてみました。
この八坂の塔は法観寺といいます。
聖徳太子の創建と言われ、飛鳥時代頃からあったのではないかと言われています。
穏やかな東山の景観にしっとりとした佇まいで立つ、高さ46mの本瓦葺きの五重塔です。
この八坂の塔までつくには、坂道をあがっていきますが
結構しんどい坂道です。
がんばって登っていくと塔大きさにびっくりします。
八坂の塔の直ぐ東に、大阪四天王寺庚申堂、東京入谷庚申堂と並ぶ
八坂庚申堂(やさかこうしんどう)があります。日本三庚申の一つで
腰痛や神経痛にご利益のある神様で、「庚申さん」の名で親しまれています。
境内に入ると「くくり猿」が吊るされる堂があります。
カラフルな「くくり猿」が吊るされていてとてもきれいです。
この堂に座っておられるのが賓頭盧尊者
(びんづるそんじゃ=おびんづるさん)の木像です。
賓頭盧尊者は、お釈迦様の弟子で神通力第一と言われている
十六羅漢の1人で、古代よりなで仏として人々に親しまれています。
腰痛の人は腰、頭痛の人は頭、縁結びを願う人は手など願うところを
なでて拝むと良いそうです。
くくり猿は、手足を縛られて身動きできなくなっている姿を表現しています。
これはお猿さんのように動き回る人の心を象徴しているそうです。
人の心は常に動き回って落ち着かないもので、それを庚申さんによってくくり
つけられているそうです。心がうまくコントロールされた良い状態の
姿を現しているとのこと。
このくくり猿の中には、ご本尊である青面金剛の御札が納められています。
こちらは本堂で、本堂にもくくり猿が吊るされています。
庚申さんのお使いの『見ざる言わざる聞かざる』3匹のお猿さん(三猿)の像あります。
見ざる言わざる聞かざるのお猿さんは境内のあちらこちらに
います。
「あっ!」ここにもいた!なんて探しながら見つけるのも
結構楽しいですよ。
京都の紅葉ももう終わりに近づいていますが、
まだあちらこちらに少しは残っています。
これからの京都は寒いですが、雪景色の京都もいいものですよ。
ぜひお越しください。
それでは本日は有難うございました。平沼