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権太呂ブログ

三千院のあつあつ大根炊き

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2014.02.16

みなさまこんにちは。林です。
各地で記録的な大雪となりましたが、みなさまの
お住まいの地域はご被害などございませんでしょうか。
まだ、道路状況などもよくないため、ご無理をなさらず、
外出の際はお気をつけてお出かけくださいませ。
さて、今回は大原までやって来ました。
この日は京都市内は雪から雨に変わっていましたが
バスに乗って大原に向かうと一面の銀世界!

 
 
大雪の参道を登っていくと、
  
三千院です。
延暦年間(782~806)に伝教大師最澄が比叡山東堂に一院を開いたのに始まり、
寺地は比叡山内から近江坂本、京都市中を移動しました。
その都度、寺名も変わり、明治維新後、現在の地に「三千院」として
歴史をつないでいます。
今回は初午大根炊きという行事があると聞き、ぜひアツアツの
大根を味わいたく、三千院にやってきました。
今年は2月8日から11日まで初午大根炊きが行われました。
(毎年日程は変更になります。2月の初午を中心に開催されます。)

看板も雪に埋もれてています。


宮殿の庭は、春から夏は緑が美しく、秋には紅葉が楽しめますが、
雪景色もなかなか素敵です。
池にも氷がはっています。


こちらは往生極楽院です。
平安時代末期の12世紀に建てられた建物で、国の重要文化財に
指定されています。
内部には、像の高さ2.3メートルの阿弥陀三尊像(国宝)が
安置されています。



灯篭も雪で頭が重そうです。

さて、いよいよ大根炊き!!!
会場は、奥の院金色不動明王広場です。

テントの中にはベンチも用意されていて、
訪れた方が美味しそうに大根を味わっています。

お鍋の中には美味しそうな大根がお出汁に浮かんでいます。
テンションあがります↑↑↑


いただきます!

中までお出汁がしみておいしいー!
ひと切れが大きくて、たっぷり味わえます。


こんな寒い日には火のぬくもりが体にしみます。

舞妓体験の観光客の方もおられました。
こっぽりをはいて雪の中よくここまで歩いてこられましたね。

出世金色不動明王のご加護と後利益をいただけるよう、
特別祈祷された大根を味わって、無病息災・開運招福をお祈りします。


大根炊きと雪景色を満喫しました。三千院の周りには
お土産物さんや、食事処がたくさんあります。
三千院近くの国道367号線は鯖街道だそうです。
それならばと鯖寿司をいただいて帰りました。

肉厚の鯖がのっていて本当に美味しいです。
やっぱり食べるって楽しいなあ…
野菜や魚を美味しくいただけるって幸せなことですね。
まだまだ寒い日が続きますが、
みなさま、美味しいものをたくさん食べて体力をつけて
お元気にお過ごしください!
それでは今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございました。  (林)