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長岡天満宮 霧島ツツジ

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2011.05.01

4月後半になると長岡天満宮の霧島ツツジが見ごろを迎えます。
真っ赤な霧島ツツジをご紹介するつもりで行ったのですが、天候不良で開花が遅れ、
南側だけが半分咲いている状態でした。

これだけではさみしいと思っていたら「筍フェスタ」の看板を見つけました。
これで今週の京都ニュースもお祭り騒ぎ間違いなしです。

境内からは歌声も聞こえてきます。声のする方に足を進めると特設ステージには演歌歌手、
歌うはご当地ソング「長岡京みれん」。彼女は何曲も歌いあげ、そのつど温かいに包まれていました。

「神社・寺院を訪れる際は、まずお参りをするのが礼儀」というのは誰の言葉だったでしょうか。
誰かは思い出せないのですが、花や木々、美術品などを守り育ててくださったことに感謝と敬意を
込めてお参りすることにしています。

お参りはするものですね、こんな所で「小倉山荘」を発見!本店は長岡京市にあるので市の催しに参加していらっしゃいます。
ここには人だかりができていました。早速私も購入です。

近くで「筍もなか」もGET。筍の形をしたもなかの甘いあんの中にシャキシャキの筍が入っていました。

 さて、どうして長岡京市で「筍フェスタ」なのかをここでご説明しておきます。
この辺りは古くから「乙訓」と呼ばれたところで、「乙訓・西山筍」は「京都式軟化栽培法」と呼ばれる
特殊な方法で栽培されています。敷きわらや土入れ作業を長年続けることにより、柔らかな土壌となって
良質の筍が生産されます。

乙訓・西山筍の中でも「塚原筍」が日本一と言われ、権太呂鍋にも使われています。
ここ長岡京市の特産品はもちろん「筍」で、境内でも「朝掘り筍」が販売され、11時には売切れの
アナウンスが流れました。

他に筍御飯、筍入りたこやき、筍田楽、焼き筍が販売されていました。食べ物ばかりに目がいってしまいましたが、
竹細工、竹製品もありました。また駅から長岡天満宮の道々に「朝掘り筍」のお店がありました。

 池の向こうに見えるのは筍料理で有名な「錦水亭」、お天気が良ければ水に映えるのですが、あいにくの小雨模様でした。

長岡京は、平城京→長岡京→平安京と遷都したかつての都で、10年ほどでしたが、日本の中心地でした。
京都に隣接することから「弟国」、「おとくに(乙訓)」なったと言われています。(京都は「兄国」です)
緑豊かな歴史ある町、長岡京市、春は美味しい町でもあります。機会があればお訪ねくださいね。
今日は長岡京市の広報をしてみました。