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権太呂ブログ

さきまつり・あとまつり

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2014.07.24

みなさまこんにちは!
先週に引き続きまして、今回も祇園祭をご紹介します。
今年は約半世紀ぶりに前祭・後祭と2回に分けて祭りが行われ、一層注目された祇園祭でした。
いつもよりも祇園祭のお囃子が長く流れていたような気がします。
では熱気を感じる山鉾巡行をどうぞ!
前祭り・山鉾巡行(17日)

巡行前の四条通です。祭りが始まる前のざわざわした感じ!
信号機が片側だけすべて折りたたんであります。

長刀鉾です。御稚児さんが注連縄を切っているんですが、わかりますか?

やってきました、くじとらずの長刀鉾!

綱方と呼ばれる鉾を曳く人たちはさすがに熱気の中でも体力があります!
そしておそろいの「長」の文字。
各山鉾の、それぞれの衣装も注意してみると楽しいです。

御稚児さんが両手を伸ばして身を乗り出し舞っています。
後ろの人が支えて、えいやっ!

大きな掛け声とともに音頭取たちが舞を見せてくれます。

こうやって近づくと本当に大きいのがわかりますね!
屋根まで約8mあるそうです。

近くで見ていると、動くたびにぎっぎっと木が軋む音が…!
十何トンもの重さを支えている車輪がゆっくりと通り過ぎていきます。
後祭り・山鉾巡行(24日)
さて、24日にあった後祭り!
こちらも大変にぎわっていました。

屋根の上に載って障害物を避ける屋根方さんたち。
直射日光が照りつけます…

囃し方さんが捕まっている紐(?)がとってもカラフル!北観音山です。

力強い声とともに音頭取がぐいっと引っ張ります。えいっ!!

これは山鉾の後ろにあった台車。何度かお囃子が止み、鉾が止まると
皆さん給水タイム!どうやら冷たい飲み物が入っているみたいです。

お囃子が再開されると自然とちょっと回りが静かになる気がします。
喧騒の中に笛の音が響いていきます。

なんだか和洋折衷?鯉山の胴掛です。

ほら貝の音が腹の底に響きます!

そしてトリを飾るのは今年復活し、話題を呼んだ大船鉾!
回りも待ってましたと人だかりが…

炎天下の中の鉾引き!みなさん汗がすごい!観客も体力勝負です!



鉾が去った後も祭りの熱気で本当に暑い!!!
でもその空気が祭りの一体感を生んでいるのでしょうね。
立派な大船鉾、今回見逃した方は来年是非近くでご覧になられてはどうでしょうか?
今回ブログでご紹介するにあたって、前祭りの山鉾巡行当日にカメラをもってうろうろしていたら
ご夫婦の方が観覧席のチケットが余っているのでいりませんか?との素晴らしいお声掛けをしてくださいました。
そんなミラクルなことがおきてしまう祇園祭(この場合は譲って頂いた方々の優しさ・気遣い・私のちゃっかりさ、ですが)
みなさま楽しまれたでしょうか?祭りの余韻に浸りつつ、ここまでお付き合いくださったみなさまにも祭りの空気をおすそ分けできたら、と思います。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。(松本)