こんにちは。
秋の気配が少しずつ濃くなっている京都です。
昼間はまだまだ暑いですが、京都では貴重なカラッとしたお天気が続いてます。
秋になると、兵庫県の丹波篠山に黒豆の枝豆狩りに毎年行きます。
京都から電車を乗り継いで2時間近くかけて行くのですが、そこまでしてでも食べたい逸品なのです。
やはり私には「食欲の秋」が似合ってるようです。
そんな私(?)ですが、9月22日午後1時~安井金比羅宮で行われた「櫛まつり」に行ってきました。
髪は女性の命とも言われます。
そんな女性の髪を美しくしてくれる櫛に感謝の心を込めて行われます。
女性の「時代祭」とも言われる、時代絵巻のような美しいおまつりでした。
美しい物を見ると嬉しくなります。
アイドルの写真を撮りまくるカメラ小僧のような気分になり、写真を撮りまくってしまいました。
どうぞお写真で、艶やかな時代絵巻をお楽しみくださいませ!
安井金比羅宮といえば・・・
あらゆる悪い縁を切り、良縁を結ぶことで有名です。
午後1時~「久志塚」(くしづか)で、使い古した櫛や折れた櫛などに
感謝の心を込めて櫛供養が行われました。
1961年9月4日に美容家によって櫛供養が行われたのが始まりで、
現在は着付けや髪の結い方の伝承を目的として設立された京都美容文化クラブの方が
運営されてます。
現在は9月の第4週目の月曜日に開催されます。
古墳時代から現代までの髪型・衣装を身にまとった女性約40人程が参列されてました。
本当に美しくて、ずっと見ててもあきません。
モデルは美容学校の生徒さんで、かつらではなく皆さん地髪だそうです。
どの時代の髪型なのか、後ろ姿だけではわかりません。
とても変わった髪型ですね。
本当にこんな髪型をされてた時代があったんでしょうか?!
隣には撮影係の方が。撮影するのに、かなりよい場所をキープできました。
奈良時代
桃山時代
室町時代。社会の教科書で見た気がします。
江戸時代
とても素敵な笑顔を向けて下さいました。(なんかとても嬉しい~)
何時代か、さっぱりわかりません。
「現代舞妓」は、本物の舞妓さんだそうです。
こちらはほんまもんの舞妓さんです。このあと拝殿にて『黒髪』という舞が奉納されました。
鎌倉時代(傘のようなかぶり物を忘れられたようで、後から走って届けに来られてました。)
伝統の髪型と風俗衣装の解説があったのですが、残念ながら聞く事ができませんでした。
この後は、時代風俗行列です。
安井金比羅宮→祇園→東大路→花見小路新橋西入→白川南通→花見小路新橋下る→四条花見小路下る
→安井金比羅宮というルートで練り歩かれます。
最後に素敵なゲストを紹介します。
ちなみに男の子だそうです。
お天気にも恵まれ、美しい時代絵巻を見る事ができて楽しかったです。
どの髪型もとても素敵で、一度私も結って頂きたいと思いながら見ておりました。
皆様はどの髪型がお好みでしょうか?
直接ご覧になりたい方、又解説をお聞きになりたい方は是非来年お越しくださいませ。
また不要な櫛があれば、安井神社受付に持参すれば一緒にご供養して頂けるそうです。
毎年9月の第4月曜日に開催されます。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。(西垣)