こんにちは、中西です。先週に引き続き宇治へ、今回は関西屈指のツツジの名所に行ってきました。
京阪宇治駅の一つ京都寄りの「三室戸駅」からゆるやかな坂道を登って行くと、三室戸寺を示す道標が立て続けに2つありました。
三室戸寺にお参りに行く人が多かったのでしょうね。
この写真を撮っていたら、自転車で通りかかったおじさんが、道標と一緒に写真を撮ってあげようかと声をかけてくださいました。
「私と道標の写真はブログには載せられへん」と思い、親切なお申し出を断るのに汗だくになってしまいましたが、宇治にはこのような石の道標がいくつもあり、本も出ているということでした。
駅から約1キロの距離ですが、ずっと緩やかな上り坂が続きます。
山門に入ると杉木立の向こうに広がるツツジを見ることができます。
例年なら連休中が見ごろですが、今年は花も遅れていたようです。下の方は花が終わっていますが、山の上の方はまだ満開でした。
ツツジの蜜に虫も集まってきます。本当は蜂を多く見かけたのですが、きれいどころを撮ってみました。
シャクナゲの向こうには緑に包まれた三重の塔があります。
「花の寺」といわれる三室戸寺は、広大な敷地の中にツツジ2万株、シャクナゲ1千本、アジサイ1万株があり、夏の蓮、秋の紅葉と季節毎に見所があり、人気を集めています。
ツツジの次の主役のアジサイは、蕾をふくらませ、着々と準備中です。
このずらっと並んだ鉢は、アジサイの次の主役の蓮です。
レンコン発見!
秋の主役のもみじは、プロペラが風に乗る日を待っています。
このほかにもシャガ、椿、ボケ、コデマリ、オオデマリなどが咲き、どこからか聞こえてくる鶯の鳴き声に「のどかな春の山」満喫です。
紫陽花の頃にはライトアップも行われます。
山の中で光に浮かぶ紫陽花もきっと素敵でしょうね。