こんにちは、中西です。
先日京都府下の舞鶴沖まで海釣りにでかけましたので、その様子をご紹介いたします。
京都府は南北に長く、南部と北部で大きく気候が違うため天気予報も南部と北部に分かれます。
日本海側が北部にあたり、舞鶴市・宮津市・京丹後市などが海に面しています。
夜明け前、5時過ぎに家を出て、大原を通り抜け山道を走るうちに夜が明けていきました。
鯖街道
若狭国から京都へ魚介類を運んだ道で、生鯖に塩をして徒歩で運ぶと丁度良い塩加減となり、京都の人たちに重宝されたことから「鯖街道」と呼ばれています。
鯖街道沿いには「鯖ずし」の看板がところどころに見受けられます。
到着したのは福井県の小浜湾です。
船頭さんは竿の準備中。
奥に見えるのは底引き漁船です。
前日は強風で海は大荒れだったのが、朝になってようやく治まったそうです。
港には漁船が並び、風でさざ波が揺れています。
船頭さんからは沖は北風でうねりがあると聞きましたが、穏やかな様子からは想像がつきません。
が、しかし、船頭さんの言うとおり!
大揺れで写真がうまく撮れません。写真を見ているだけで船酔いする人がいるかもしれません。
岩礁にも白波が立っています。小さなボートが波の間に見え隠れしていました。
一緒に釣りに行ったメンバー(岡崎店のスタッフ)もこの写真からは想像できないくらい苦しんでいました。
半数がダウンです。
「祈大漁」と表示が出る魚群探知機には、魚の群れが映っていました。
水深は58.1メートル、25メートル辺りに魚が集まっています。
残念ながら集まっている魚が何かまではわかりません。
何かがいます。・・・でも釣れません。
釣れそうな場所を探し求めて遊牧民のごとく移動を重ね、
潮の流れに合わせフカセ釣りをしたり、天秤釣りにしたりと悪戦苦闘が続きました。
最後には舞鶴沖の冠島、小島(別名沓島)辺りまで行ったのでした。
透明度が高く魚影も多く、ダイビングスポットとしても人気があります。
どこからか聞こえる話し声に、声の主を探すと遠くの漁船からでした。
遮るものがないため遠くの声が驚くほどよく聞こえます。
苦しんだ中釣り上げたのは70cm位の「シイラ」1匹だけで、最低記録を更新しました。
上の写真は6月のメジロ、右は昨年秋の鯛祭り状態のもので、この日も夜は鯛のお刺身のつもりで出かけたのでした。
でも早朝から日没まで海の上、きれいな夕日を眺めながら魚釣りという贅沢な時間を過ごしました。
本日は最後まで「海釣り」にお付き合いいただき、ありがとうございました。(中西)