こんにちは、中西です。
一月十日は京都ゑびす神社の初ゑびすです。
毎年「商売繁盛」を願いお詣りし、事務所には縁起物の福笹が飾られています。
1年を経た福笹はこんな風になっていました。
さあ、お返しして新しい福笹を授かりに行かなくては!
四条大橋を渡って、南座の前を通り過ぎます。
大和大路通りに一歩足を踏み入れると、夜店の誘惑と戦わなくてはいけません。
「おばちゃん、これチーズ入ってる?」
「はい、入ってます」
『チーズチクワ』って書いてあるけど・・・と言いたくなるのも我慢して通り過ぎます。
懐かしいおめん屋さん
「大衆遊戯」という響きが何ともレトロです。
何のお店かわかりますか?
畳屋さんが店先に並べていました。
目的地に到着
京都のゑびす神社は、西宮神社、大阪今宮神社とともに「日本三大えびす」のひとつに数えられています。
「人気大よせ」
人がたくさん集まるという縁起物で、京都だけのものだとか
舞妓さんたち芸妓さんたち一行もここでお買い物していました。
ここで1年間見守ってくれた「福笹」とお別れです。
巫女さんが御神楽を舞って祈りを込めた「福笹」をここで授かります。
東映女優さんや舞妓さんの福笹授与の日もあります。
これとは別に縁起物の「絵馬」や「鯛」を求め、つけてもらって今年の笹が完成です。
焼き鳥やおでんの誘惑には打ち勝ったのですが、
寒さで手がかじかみ、心が折れてここで休憩することにしました。
たっぷり生姜を入れて店の中で座って飲んでいると
「なぁ見たか?すごいべっぴんさんの舞妓さんが通ったやろ」
と興奮気味に話す声が聞こえました。
祇園界隈なので、お詣りに来られているのを何人か見かけました。
どうやら驚くほどの「べっぴんさん」だったようで、しばらく話が続いていました。
翌朝、福笹は事務所の壁に今年も飾られました。
(クリップで止めてあるのが職場っぽい)
お詣りしたのが夜10時過ぎなので人出も少なくなっていましたが、日中はお詣りする人で長い列が続きます。
それなりの覚悟をしてお出かけ下さい。
本日は中西が初ゑびす前日の「宵ゑびす」をご紹介しました。