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権太呂ブログ

豆まきにはご用心

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2015.02.05

こんにちは!松本です。

2月3日は節分でした。皆様は豆まきや恵方巻きなど、節分らしいこと何かしましたか?
私は今回、京都のユニークな節分祭に行ってきました!

 
聖護院近くにある須賀神社です。こちらで豆まきがあると聞き、やってきました。
実はわたくし、初・豆まきです。


豆まきは15時からと聞いていたのですが、この人だかり!
完全に出遅れてしまい、お堂の中で行われる神事が遠くで聞こえます。

そして神事が終わって豆まきが始まりました。
一気に人が動き出します。
写真を撮る・・・なんて言ってられない!

あわててカメラを守りつつ片手をあげて豆をとろうとしますが、ぜんぜん届かない!
押されて前のほうに行ったのですが、周りの方たちの勢いがすごすぎて・・・
なぜか豆を撒いている方に向かって「社長!」と呼びかけている方たちも。
「社長!こっちや!」「こっち投げて!社長!」「こっちこっち!」


豆まきが終わり、やっと人が退いていきました。
成果は・・・ゼロ!なんもとれんかった!


せっかく来たのにこれは拙い!とたくさんとっていた方に
「写真だけ・・・」とお願いしてパチリ。


しかもおすそわけまでいただいてしまいました!ありがとうございます・・・!

ここの豆まきは当たり入りで景品があるそうな。
だから熾烈だったのですね・・・

  

さて、豆まきが済んだところで今回の目的、「懸想文」を手に入れに行きます。
これは節分の時だけ販売される、縁結びのお守り。
節分の間だけ現れる、顔を布で覆ったなにやら怪しげな「懸想文売り」から
買うことができます。


この文を箪笥の引き出しに入れておくと、美人になって・服が増えて・良縁があるそうです。
さっそく家のクローゼットに・・・

 

境内ではお餅とお茶が味わえる休憩所も。お茶には豆が入っています!
販売の方に写真一枚いいですか?と聞くと仲良く肩を組んでくださいました。


須賀神社の近くにはほかにもいろいろ寺社があり、聖護院の門前では
なんと赤鬼に出会うことが出来ました!
顔は怖そうですが、聞こえてくるのは気のいいおっちゃんの声。
「厄除けのハイタッチ!」なんて言いながら手を合わせてくれました。


それでは2カ所目、今度は夜に行われる烏丸高辻通り近くの因幡堂(平等寺)の節分法要に行ってきました。
こちらは夕方の6時から、先着100人に”あるもの”が振る舞われるそう。
駆け足で向かうと・・・


すでにお寺の敷地外にも人だかりが!
目算で4,50人は並んでいるのが見えます。


大慌てで並びましたが正直微妙なところ。
はたして・・・


やった!なんとかぎりぎりで滑り込むことができたようです。


お寺の敷地内はこんな感じで、万灯会の灯篭の光が幻想的です。
チャンスを逃した方にもあったかい甘酒が振る舞われました。


後ろに並んでいた方に聞くと、近所に住む人でもなかなか手に入れられないそう。
私は幸運だったのでしょう・・・

振る舞われたものは、名前に「ん」が2つ付く食べ物を7つ食べて
その年の健康を願うという風習から

○なんきん
○ぎんなん
○れんこん
○いんげん
○にんじん
○きんかん
○かんとん(さつまいも)

の7つの食材が入ったセット、「招運七色」でした。
「ん」は「運」にも通じ、健康に過ごせますようとの思いがあるそうです。

  

とにかく私は豆まきリベンジをすると誓い、今度はカメラは小型にしようと思っています。
興味がある方は是非、運動靴で!足をお運びになってはいかがでしょうか。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。(松本)