こんにちは!梅田です。京都では、今年は記録的な早さで梅雨入りとなり、そして梅雨入り後もしっかりと
雨が降る「梅雨らしい」天気になっております。
そこで、今回の「旬な京都便り」は、昨晩まで降り続いた雨がやみ、しっとりと濡れる石畳の東山界隈を
ご案内致します。
普段はたくさんの観光客でにぎわう祇園白川も、平日の朝となるといささか時間の流れ方も違うようで…
今年はアジサイの開花が少し遅めと言われてますが、ここ白川のアジサイもこれからと言ったところです。
梅雨の時期というのは大変な事が多いものですが、しっとりと濡れた葉や’しずく’が花びらにアクセントを
つけるのを見るのが梅雨の時期ならではの楽しみですね。
また、濡れた石畳というのも風情が感じられていいですね。店でも玄関の飛び石に打ち水をし、お客様を
お迎えしますが、なぜか落ち着きますね。
梅雨の時期ではありますが、京都に来られる修学旅行生をよくみかけます。晴れてよし、雨でもよしの
京都の町並みを楽しんでもらいたいですね。
秀吉が祀られている高台寺に続く「ねねの道」。人気のない通りは’趣アリ’です。
ねねの道を南へくだると、左へ伸びるのが高台寺へと続く石段。’静けさの音’がしそうなほど、静寂に包まれており、
京都人の私でもあまり経験したことがない時間でした。
高台寺への石段とは反対に右に折れる形で続く小径がこの「石塀小路」です。
風情ある石畳、小路を挟む形で軒を連ねるのはちょっぴり(?)高そうな旅館や料亭。なんでもこの
石塀小路の石畳の一部は、昭和50年に廃止となった京都市電の敷石を使っているのだとか。
昭和の香り漂う、そんな小径です。
毎年春に開催される「東山・花灯路」では、ほのかな明かりの灯籠がやさしく石塀小路を照らします。
京都人の私ですら、「ああ、京都だなあ」と思いながら、花灯路では毎年必ず訪れる場所なんです。
「ああ、梅雨ってじめじめしてて嫌だなあ。。」と思うのももっともですが(京都は蒸し暑いからなおさらです)、
そんな中でもいらいろと楽しみ方ってあるものですよね。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。