こんにちは、中西です。
一生に一度は見て見たいものは人によってまちまちですが、オーロラを挙げる人は多いのではないでしょうか。見ると人生観が変わるとまで言われています。
この前振りから予想がつくかと思いますが、行ってきました、フィンランド!
ラップランド最北のリゾート地「サーリセルカ」です。
予想通り雪に埋もれていました。
日中の気温は0度もしくはマイナス1、2度。覚悟していたマイナス20度よりずっと暖かく、体感温度は京都の方が寒いぐらいです。
<一夜目 ロシア国境>
柵と看板しか見えませんが、ロシア国境まで連れていかれました。
正しくは連れて行ってもらったのですが、朝家を出て日本時間では次の日の朝方、バスの中で寝てました。
この後、フィンランドで3番目に大きいイナリ湖畔でしばらく空を眺めましたが、吹雪始めたため近くのホテルに移動しました。
ホテル内レストランです。トナカイの角も狼の毛皮もオーナメントの一種となっています。
味のある絵を眺めながらサーモンスープをいただきました。
<二夜目 トナカイそりで夜の森>
そりに乗り込むと座るというよりは寝そべるような感じです。
かわいいトナカイに乗って夜の森を通りますが辺りは真っ暗、お尻しか見えません。
思い描いたのは空に広がるオーロラでしたが、現実は雪が降る白い世界だけでした。
テント内で温かいベリージュースを飲みながら、トナカイにまつわるを話を聞きました。
トナカイ操縦免許証をもらいました。この免許証は2月10日から5年間有効です。
免許証は日本語が用意されていましたが、3日間ともガイドは英語です。
<三夜目 夜の森散策と雪のドーム>
大きな風船の周りを雪で覆って固めて作った雪のドームと内部
消火器があるので火事が起きても大丈夫。非常口もあります。逃げる人ポーズで1枚。
ドーム内でオーロラ上映。イグルー内でたき火と焼きソーセジ。上映ではなく、実物を見たかった・・・。
グリルドサーモンとトナカイ肉のハンバーガー。サーモンうまし。
暖炉とサウナ。どちらも暖まります。
サーリセルカを離れる朝になってようやく晴れ間が見えてきました。このまま帰るのは惜しいので船でエストニア行を決定。右はフェリーチケット売り場。
<エストニア タリン>
ヘルシンキから2時間後にはエストニアへ。港から歩いて10分ほどでタリン旧市街に着きます。
かわいい街並みが続きます。
バレンタイン直前、花がかわいくて安い。持ち帰れないのが残念です。
城壁沿いのセーター街。おばあさんがせっせと売り物を編んでいましたが、吹雪いてきたため人通りはほとんでありません。
中世コスプレ
この店のエルク(ヘラジカ)のスープとミートパイが超美味でした。塩分きつめ。でも温まります。
かわいい看板。左の看板は上の店のモノ。
ロシア教会。土産店にもマトリョーシカ人形がたくさん並んでいました。
灯ともし頃。船の出航時間が近づいてきました。滞在時間3時間半。遅れそうになり大急ぎで戻りました。
<ヘルシンキ>
デザインの街ヘルシンキは美術館が多くあり、建物も素敵です。
地図を片手に歩いていたらパラパラとアラレが降り始め、地図はこの通り。
雪やあられは降ったものの所々できれいな青空が見えました。この天気ならオーロラも見えるでしょう。また行きなさいということなのでしょうね。また次の楽しみです。
オーロラを見ることはできませんでした。、オーロラを追いかけて3日間頑張りましたが、天候はどうすることもできません。ここしばらくオーロラは見えていないと現地の人は話していました。
北極圏のトナカイ遊牧民族サーミ―人の暮らしも興味深い話でした。(中西)