こんにちは、調理場の樫尾です。
今回は、鞍馬山へあざやかな新緑を求め、歴史の勉強も兼ねて行ってきました。
最初の入口に仁王門がありますが、そこでは狛犬ではなく、
こちらに祀られている毘沙門天王の使いとされている、あ・うんのトラが
迎えてくれました。
門をくぐり、急な道を進んでいると、
5月になり暑くなりつつある季節ですが、
横を流れる小川のせせらぎに心いやされます。
しばらく進むと火祭りで有名な由岐神社があり、
こちらには見事な大杉のご神体が祭られています。
樹齢約800年以上だそうです。
ここからまた、九十九折参道を歩き鞍馬寺本殿につきました。
こちらは
慈愛 - 月の精霊 - 千手観世音菩薩
光明 - 太陽の精霊 - 毘沙門天王
活力 - 大地(地球)の霊王 - 護法魔王尊
をあわせた三位一体尊天として祀られているそうです。
本殿の横には貴船に抜ける参道があったので、少し歩いてみました。
しばらく行くと、木の根がむき出しになっている、木の根道という所がありました。
固い岩盤と、地上をはる根が独特な景観です。
この日はここまでで下ってきました。
こちらは京都の観光地の中では人も少なく、ごみごみしていなくて、
ゆっくり山歩きが出来ると思います。
今回は新緑の季節にたずねましたが、他の季節にもぜひ訪れてみたいと思います。
ありがとうございました。
(樫尾)