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権太呂ブログ

名付け親は有名人!?

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2018.08.26

みなさま、こんにちは。

 

4回目の登場となります、調理部の柴田です。

稀にみる暑さ、豪雨などの異常気象だった8月も残すところわずかとなりました。

お盆も終わりいつもの日常が戻ってきた今頃に体調を崩しやすい傾向があります。

あと少しの暑い日々、体調に気を付けながら過ごしていきたいですね。

 

京都には歴史上の偉人、有名人に縁やゆかりのある名所、旧跡がたくさんありますが、

その中でもその場所の認知度とゆかりある有名人の知名度とのギャップが

かなりあると思われる場所を紹介したいと思います。

 

そこは「満足稲荷神社」です。

 

京都市バスの南行側「東山仁王門」バス停前です。

 

元々この神社は伏見桃山城内にあり(軽くネタバレしている感はありますが)、

その有名人が稲荷大明神の御利益に「満足」したことからこの名がついたと言われています。

その後、時の将軍徳川綱吉公により今の地に移されたとされています。

 

大通り側にも入口がありますが、正面となる南側の小道の入り口から

 

入口から入って舞台の先に本殿があります。

 

本殿はこんな感じ

 

 

舞台の左側に気になるものが二つ。

一つは御神木である「もちの木」(クロガネモチ)で、

幹から八つに枝分かれした特徴ある形をしています。樹齢は400年とのことです。

 

東大路通りからも存在感たっぷりです。

 

もう一つは「もちの木」と一緒に祀られている「岩神さん」

岩神さんをさすった手で頭をさすると頭がよくなり、

痛いところ、悪いところをさすると治ると伝えられているそうです。

 

連日の暑さで冷たいものを取りすぎている感があるのでお腹をさすっておきました。

 

さてその名付け親の有名人ですが、「豊臣秀吉」です。

 

千本旧二条のバス停前に同じくゆかりある「出世稲荷神社」がありましたが、

こちらは当時聚楽第内にあった稲荷神社に立身出世を遂げた豊臣秀吉に因んで名付けたもので、

秀吉が名付け親ではありません。 ※出世稲荷神社は左京区大原に移転しています。

 

最寄りの京都市営地下鉄、東山駅より東山・岡崎エリアに向かう途中の東大路通りに面してあります。

東山・岡崎エリアに訪れる際は覗いてみてください。

人けがあまりなく観光客にもスルーされていますが、御利益のほどは太閤さんのお墨付きです!

 

岡崎には権太呂岡崎店もございます。

あわせてよろしくお願い致します。

 

 

調理部 柴田