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権太呂ブログ

町中にある最後の拠り所

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2019.09.01

みなさま、こんにちは!吉武です。

朝晩涼しくなり、過ごしやすくなってきました。

お散歩が楽しい季節ですね。

 

今日は、大好きなお菓子屋さんが2軒もある一角をぷらっとお散歩していた時に見つけたお寺をご紹介します。

 

 

 

平等寺 因幡堂というお寺です。

正面に提燈がずらっと下がり、なかなか迫力があります。

 

中に入ると、、、

 

 

 

 

 

 

お堂の造りもどっしり重厚な感じです。

 

 

入ってから知ったのですが、このお寺、がん封じのご利益があるとのこと。

病名まで特定したご利益を初めて知り、少し驚きました!

 

かつてがんが不治の病だとされていた時代、

最後に因幡薬師にすがられた方が多かったため、「がん封じ」の薬師如来として伝わったとのこと。

昔から京都の町中にあり、病気の方の最後の拠り所として、多くの方のが信仰されていたそうです。

がん封じの他にも、子授け・安産の仏様として参られる方もいらっしゃるとのこと。

 

安置されている薬師如来立像は一木造りで、重要文化財に指定されています。

嵯峨釈迦堂の薬師如来、信濃善光寺の阿弥陀如来とともに日本三如来の一つに数えられるそうです。

 

 

四条ー五条間にある町中のお寺ですので、立ち寄りやすいです。

ご機会あれば、ぜひお参りしてみてください!

 

吉武