今回も中西が地元「伏見」をご案内します。 伏見は京の酒どころで、美味しい水が湧き出る所として有名です。 今回はそんな「名水」をご案内します。 こちらは「長建寺」
ここの水は「閼伽水(あかすい)」で、仏に供える水のことをいいます。
長建寺は弁財天を祀っていますが、弁財天は、インドで水の神として尊崇されていました。
弁財天に供える水です。
次に、 月桂冠「大倉記念館」
川沿いから見ても道路から見ても絵になります。
大きな煙突は中から見るとこんな感じです。ここにあるのが「さかみづ」です。
近くに「神聖」の酒蔵を改装した「鳥せい本店」があり、「白菊水」があります。
ここは、水を汲みに並んでいる人が多いところです。
「鳥せい」も人気で、土日のお昼時は大勢並んでいます。![]()
常時流れているのではなく、ボタンを押して水を出します。 ボタンを押してから「どう写そうか」と考えているうちに水が止まってしまいました。 「月桂冠」、「神聖」の次は「黄桜」です。![]()
黄桜記念館の中に「伏水(ふしみず)」があります。
ここにも水を汲みに来ている人がいて、順番待ちでした。 酒処の伏見には、「酒まんじゅう」や「酒餡の葛まんじゅう」などがありますが、
「酒粕ラーメン」もあります。
「それは一体どんなものだろう」と思われる方もあるかと思いますので 代表選手として行ってきました。
お揚げさんが入っている所なんか、酒粕入り味噌汁っぽいですね。 細麺で、具がたっぷりのうれしい味でした。 お腹がいっぱいになったところで「御香宮」に行きます。
拝殿の極彩色唐破風彫刻。色鮮やかで目を引きます。 秀吉とも家康ともゆかりのある神社で、境内には伏見城跡残石があり、
家康を祀る「東照宮」もあります。懐の広い神社です。
ここにあるのが「御香水」![]()
次に行ったのは、電車で祇園四条方面に向かう次の駅「丹波橋」です。
こちらは「大黒寺」の「金運清水」というありがたい名前の水です。
近くの板橋小学校の中には「板橋白菊の井」があります。
他のどこよりも勢いよく流れていました。
ご近所の方が何人か水を汲みに来られていて、順番を譲っていただいて写真を撮ってきました。
この日最後はやっぱり酒造メーカで「キンシ正宗」の敷地内です。
塀の補修工事中でしたが、「ちょっと待ってや、あと釘1本打ったら終わるから」と 仕事中の脚立を動かして、写真を撮らせてくださいました。
左の竹の塀が釘を打たれたばかりの塀です。
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今回は全部回れませんでしたが、藤森神社の「不二の水」、 清和荘の「清和の井」、城南宮の「菊水若水」も有名です。
結構歩き回ったので、「美味しい水」よりも
「体脂肪を燃やす水」を飲んでくれば良かったと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。(中西)