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伏見の名水を訪ねて

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2011.10.30

 

今回も中西が地元「伏見」をご案内します。
伏見は京の酒どころで、美味しい水が湧き出る所として有名です。
今回はそんな「名水」をご案内します。
こちらは「長建寺」




ここの水は「閼伽水(あかすい)」で、仏に供える水のことをいいます。
長建寺は弁財天を祀っていますが、弁財天は、インドで水の神として尊崇されていました。
弁財天に供える水です。









次に、 月桂冠「大倉記念館」




 川沿いから見ても道路から見ても絵になります。




 大きな煙突は中から見るとこんな感じです。






 ここにあるのが「さかみづ」です。



 近くに「神聖」の酒蔵を改装した「鳥せい本店」があり、「白菊水」があります。
ここは、水を汲みに並んでいる人が多いところです。
「鳥せい」も人気で、土日のお昼時は大勢並んでいます。

  

常時流れているのではなく、ボタンを押して水を出します。 ボタンを押してから「どう写そうか」と考えているうちに水が止まってしまいました。 「月桂冠」、「神聖」の次は「黄桜」です。

  

黄桜記念館の中に「伏水(ふしみず)」があります。
ここにも水を汲みに来ている人がいて、順番待ちでした。 酒処の伏見には、「酒まんじゅう」や「酒餡の葛まんじゅう」などがありますが、
「酒粕ラーメン」もあります。




「それは一体どんなものだろう」と思われる方もあるかと思いますので 代表選手として行ってきました。




お揚げさんが入っている所なんか、酒粕入り味噌汁っぽいですね。 細麺で、具がたっぷりのうれしい味でした。 お腹がいっぱいになったところで「御香宮」に行きます。




 拝殿の極彩色唐破風彫刻。色鮮やかで目を引きます。 秀吉とも家康ともゆかりのある神社で、境内には伏見城跡残石があり、



家康を祀る「東照宮」もあります。懐の広い神社です。





 ここにあるのが「御香水」


  




 次に行ったのは、電車で祇園四条方面に向かう次の駅「丹波橋」です。







 こちらは「大黒寺」の「金運清水」というありがたい名前の水です。

 
近くの板橋小学校の中には「板橋白菊の井」があります。
他のどこよりも勢いよく流れていました。








ご近所の方が何人か水を汲みに来られていて、順番を譲っていただいて写真を撮ってきました。
この日最後はやっぱり酒造メーカで「キンシ正宗」の敷地内です。




塀の補修工事中でしたが、「ちょっと待ってや、あと釘1本打ったら終わるから」と 仕事中の脚立を動かして、写真を撮らせてくださいました。
左の竹の塀が釘を打たれたばかりの塀です。
 



  


今回は全部回れませんでしたが、藤森神社の「不二の水」、 清和荘の「清和の井」、城南宮の「菊水若水」も有名です。

結構歩き回ったので、「美味しい水」よりも
「体脂肪を燃やす水」を飲んでくれば良かったと思いました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。(中西)