本日は、中西が「マンガアートフェスティバル」をご案内します。
それは、先週の土曜日のことでした。
本店、岡崎店、金閣寺店の京都市内の各店にお出汁や蕎麦などを車で配達に行く前に
「今日は文化祭の『都大路オープニングパレード』で交通規制があるから道路が混んでいます」
とお店から連絡が入りました。
「文化祭?、学祭の時期だけど、何が起こっているの・・・」と調べると、確かに文化祭が行われていました。
その名も「国民文化祭」。皆さんはご存知でしたか?
最近目にする機会が多い「まゆまろ」が宣伝隊長でした。
なるほど、そうだったのかと今頃納得です。
(周知、宣伝に努めていた皆さまには申し訳ないと思っています。)
1986年に第1回大会が東京で開催され、以降毎年各県で持ち回りで開催され、
第26回目の今年は京都で、10月29日~11月6日まで行われています。
様々なイベントが、地域、ジャンルに分かれ催され、どこへ何を見に行くのか悩むほどでした。
そんな中で目に付いたのが「マンガアートフェスティバル」で、「赤塚不二夫」氏にスポットライトを当て・・・とありました。
子供の頃「本ばっかり読んで」とよく叱られましたが、本の中にはマンガも多く含まれていました。
夢中になって読み、主人公のイラストを描き、「漫画家になりたいな~」と思ったものでした。
同じ人物を書いたつもりが、描く度に微妙に違うという致命的な欠陥に気づき、
漫画家の夢は早々と(小学校低学年のうちに)諦めたのでした。
がしかし、今でもマンガは大好きです。
これは行かなくては!
会場は「二条城」と「京都国際マンガミュージアム」というわけで、
「お城まつり」開催中の二条城に行ってきました。
「菊花展」や「京の老舗名産品展」も開催していました。
ここで一休みしてコーヒーを飲み、「クマドレーヌ」を買いました。
可愛いくて、おいしいくまさんマドレーヌでした。
変なキノコ発見!記念に1枚撮りました。
二条城の会場は「二の丸御殿台所」。通常非公開の所です。
ここには漫画家競演の「平成漫画乃図屏風」が展示されていました。
望月三起也の「ワイルド7」、このマンガは大好きでした。
これは、赤塚不二夫氏の娘さん「赤塚りえ子さん」の作品です。
「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」という本がありますが、
レレレは赤塚不二夫さん、ゲゲゲは、水木しげるさん、らららの「ららら科学の子~」の手塚治虫さんです。
彼女の作品は、「京都国際マンガミュージアム」にもありました。
こちらは「京都国際マンガミュージアム」です。
門を入って目についたのが、河地貢士さんの《マンガ農業》という作品。
マンガを栄養にカイワレが育っています。
みんな思い思いの本を持ち出して、読みふけっています。
思いのほか暑い日となり、次第に日陰に移動し、寝そべって漫画を読む子供たち。
「国際」とつくくらいですから収集品も見学者も国際色豊かでした。
セリフの吹き出し部分を見たらアメコミとしか思えない「ジョジョの奇妙な冒険」の英語版や
イタリア語の「ドラゴンボール」も並んでいました。
「キャンディキャンディ」はどこかな~とつぶやきながら、本棚を見て回る人もいましたよ。
そうそう「赤塚不二夫特集」でしたね。
バカボンのパパの出身校は「バカ田大学」、入るのが難しい名門大学です。
そこで、このようなセミナーも開かれていました。
残念ながら、模試の時間に間に合わず、試験内容は分からずじまいでしたが
普通の人には難しい問題がたくさん出るのでしょうね。
バカボンのパパのレベルには到達できそうもありません。
♪41才の春だから~♪と口ずさみながら会場を後にしたのでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。(中西)