こんにちは!梅田です。
今週の「旬な京都便り」は、数ある京都の紅葉の名所から、私が個人的に大好きな
『赤山禅院』をお伝えします。毎月第一日曜日に「月刊きょうとNews」というメルマガを
配信しているのですが、その中でも少しこの赤山禅院について触れました。
おすすめの理由はなんといっても、
「人が少ない。遠いから。」
その分、マイペースで紅葉を楽しめ、「独り占め」状態で散策できるんです!
今年の京都の紅葉は少し遅いようです。それでなくてもここ数年は12月に入ってからでも
紅葉が色づいており、全体的にシーズンがずれ込んでいる感じがします。温暖化の影響!?
あるんでしょうか。。
比叡山の麓にあたる場所に位置する赤山禅院はやはり他の地域と比べると少し寒いのでしょうね。
紅葉が遅くなったと言われてても、やはり色づいています。
こんな感じや、
こんな感じで、良い感じで色づいています。凛とした空気が辺りを包み、冬の訪れを感じる、
取材日の朝でした。
ところでこの赤山禅院、紅葉で知られているのはもちろんなのですが、”数珠のお寺”としても
有名です。毎年、11月23日には古くなった数珠をお払いする「数珠供養」が行われます。
「赤山禅院と数珠」
お寺なんだから、数珠は当たり前。なんですが、これをみればその関係を確信できます。
なんと、『くぐれる数珠』!
しかも”二つ”
”くぐれる数珠”に近寄ってみますと、ちょうど砲丸投げくらいの大きさの数珠の玉に
信者の方のお名前や印?が掘られています。
二つの”くぐれる数珠”はそれぞれ、「正念誦」「還念珠」の名がついており、
「正念誦」をくぐる際に心に浮かんだ願い事を念じながら、最後の「還念珠」をくぐります。
そして、その願い事がやはり大事だと思うのなら、仏様にその願い事に向けて努力することを
誓うと、叶えられるというものなのだそうです。
そして、この赤山禅院は「都七福神」の一つに数えられています。
この赤山禅院は七福神のうえ、福禄寿の神様で、商売繁盛・延寿・健康・除災に
ご利益があるそうです。
そして、境内にはこのような福禄寿の「ゆるキャラ」が。ちなみにこの「都七福神まいり」は、
努力してお参りできるよう(?)、一日で全部は回りきれません。
何度かに分けて少しずつ”七つの神様”を詣でるのが値打ちがあるのかもしれませんね。
最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。(梅田)