こんにちは!梅田です。
今週の「旬な京都便り」は、先週の「京都のクリスマスイルミネーション」に続く、「光りモノ」第二弾!
もはや、冬の京都の恒例行事「嵐山花灯路」の様子をご案内致します。平日の夜間とあって、
人は誰もいないと”タカをくくって”向かったのですが…。
この「京都花灯路」は、平成15年3月にに東山で始まり、平成17年12月にここ、嵐山でも始まった、
「灯り」をテーマとしたイベントです。嵐山は今年で6回目ということになりますね。
このような、露地行灯のやさしい灯りが京の小径を照らし出し、辺りがやわらかな光に包まれるんです。
決して主張はしてないのに、行灯って存在感がありますね。
行灯の形は通りによっていろいろ。行燈のど真ん中に嵯峨野の”嵯”の字。わっかりやすい~!!
渡月橋の左岸(右岸?)にある中之島公園では、”アート”な催しが行われております。
嵐山と渡月橋を借景に、”巨大行灯”が浮かぶ姿もすっかり、お馴染の風景となりました。
気球?柱?それとも、エレクトリカルパレードのフロート?アートな世界は見る人によって
見え方が違うようです。
渡月橋の近くにある法輪寺というお寺。京都の子供はかぞえ年で、13歳の時に、この法輪寺にお参りし、
知恵を授かります。「十三まいり」と呼ばれるこの行事ですが、なんと、お参りした帰りに渡月橋を
渡り終わるまでに振り返ると、せっかく授かった知恵がなくなってしまうと言われています。
私も13歳の時に父親とお参りした覚えがありますが、振り返った…のかなあ。
京都っ子にすれば、思い入れの深いこの法輪寺、実は”アートな花灯路”には欠かせないんです。
な、な、なんと!
まさに”アート”!お寺をキャンパスに、光の絵具で次から次へと様々な絵が描かれます。
こんな中ですが(失礼!)、普通にお経があげられ、普通に参拝されていました。
非日常の中での日常なんですね。
光が一つあるだけで、日常の風景も違った見え方がするものです。
花灯路期間中限定の屋形船も”非日常の中の日常”
そして、テレビでもよく登場する「竹林の小径」。平日の夜なので、空いていると思いきや…
まさに”大混雑”!非日常の中の日常、いや?日常の中の非日常?なんにしても皆、灯り一つあるだけで、
集まれるものなんですね!
最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。(梅田)