株式会社権太呂食品

権太呂ブログ

「京の台所」は"年末モード"

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2011.12.25

こんにちは!梅田です。

本年最後の「旬な京都便り」は、年末年始の買い物客でにぎわう京の台所錦市場の様子を

ご案内致します。権太呂でも、錦のお店から食材を仕入れていますが、一般のお客様もたくさん

買い物に訪れる錦市場はさながら”通勤ラッシュ”なみの賑わいです。

京都のほぼど真ん中に位置する錦市場は、東西約400mに130余りの店が軒を連ねる

市場です。その歴史は400年(!)と言いますから、江戸時代にまでさかのぼるんですね。

上の写真は錦市場の東の端にある錦天満宮。この神社の境内から湧き出る水が「錦の水」として

親しまれています。朝から晩までここの水をもらいに来る方が絶えないんですよ。

さて、市場に足を踏み入れるとそこは”年末商戦モード”満開です。京の食材が集まることと、

季節感が感じられることもあって、見てるだけ(スミマセン、なにも買わなくて…)でも、楽しめます。

そんなお客様側の気持ちをくんだ(?)案内があったり、

「食べ歩きって…どうやって」とその姿を思案しながら勝手にイメージを膨らませたり。

そしてもっとも季節感を感じられるのがやはり「京野菜」。おせち料理にも欠かせない食材がずらりと

並びます。「金時人参」「かしら芋」「海老芋」「くわい」など、”季節限定品”が勢ぞろい。

お召し上がりになったこと、ありますか?

そしてショッピングサイトでいつもお世話になっている銅鍋の「有次」さんもこの錦市場にあります。

そして、何気にそぞろ歩きしていて、目に留まったのが…

「チョコレートコロッケ」

どうですか、このインパクト!”和・洋折衷”ならぬ、”おばんざい・菓子折衷”です。

大変失礼ながら、私の中で「おいしそう<好奇心」という計算式がはじかれ、購入。

これこそ、「食べ歩き」にもってこい!さてさて、肝心のお味ですが、これが意外に…。

ただでさえ人通りの多い錦市場ですが、年末となり通勤ラッシュ並みの”すし詰め”状態。

牛歩戦術よろしく、ゆっくと歩みを進めます。

そして、こちらが錦市場の西の端にあたります。長さ400mの錦市場を通るのにかかった時間が30分

(寄り道もおおいですが)。百貨店やスーパーで買い物を済ませることが多くなりましたが、昔ながらの

市場はそんな時代だからこそ逆に新鮮ですね。

今年一年、このコーナーをご覧くださいましてありがとうございました。来年もまた旬の京都を、

心の赴くままにご案内して参ります。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。(梅田)