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権太呂ブログ

夕焼けのなかの法金剛院

権太呂社長 藤本和洋のブログ

2014.11.08

こんにちは!朝布団から出るのがそろそろ辛くなってきた松本です。
最近ますます寒くなってきました。皆様風邪などひかれてないでしょうか。
今日は菊の花が綺麗なところと聞き、JR花園駅を降りてすぐの「法金剛院」へ行ってきました。

閉門(16時)ぎりぎりに訪れたので人も少なく、とても静かでした。
近くの保育園?から子供たちの元気な声が聞こえてくるのと、
オレンジ色の西日が差す光景が相まって、とてもノスタルジックに感じます。
  
近くには妙心寺、少し歩きますが仁和寺、竜安寺なども近くにあります。

牡丹の瓦?初めて見ました・・・

中門を通り進んでいきます。
  
一輪挿しがかわいらしいですね。

葉が少しずつ色づいています。
このお寺は平安時代の初めに右大臣清原夏野が山荘を建て、
死後に双丘寺と称したのが始まりだとされています。

今回法金剛院へ訪れたのは菊の花を見るためでした。
礼堂のまわりには鉢植えの菊がずらりと並んでいます。
  


菊は大きいものでは私の身長を超すものも!夕焼けを浴びながら見て回ります。

庭園に来ると青葉がまだ勝つものの、色づく木々が見られました。
夏は蓮の花が咲いている池も、今の時期は水面に紅葉を映しています。
  
  
法金剛院は蓮の寺ともいわれるほど蓮が有名だそうです。世界中の蓮を集めて池などに植えているそう。
7月初め~8月上旬が見ごろのようなので、来年また来てみたいですね。
  
西行が深く愛したとされる、鳥羽上皇の中宮、待賢門院が最後に住んだところでもあるようです。
青女の瀧と呼ばれる小さな滝と、有名な「ながからむ心もしらず黒髪の みだれて今朝は物をこそ思へ」の句が
石碑に刻まれています。
 

  
本尊の阿弥陀如来さまがおられるお堂に入ってみると、
訪れた人が感想を書いていくノートがありました。
「秋晴れでよかった」「静かで心が洗われた」など、
景色や静かな雰囲気を好ましく思われる人が多いようです。
霊場巡りの最中で、家族のことを思いながら回っています、と記されている方も。
道路のすぐそばにあり、車の音が聞こえるのですが、不思議と壁を一枚隔てたように別世界の事のように
感じられます。夕焼けのなか、落ち着いた気持ちでぶらりぶらり帰っていきました。
本日はお付き合いくださり、ありがとうございました!(松本)