こんにちは!店長の梅田です。
爽彩おでんのご紹介は前回で終了したのですが、
「アレレ、もう終わっちゃったの!?だめじゃないの~」
というおでん隊長西尾さんのダメ出し(?)があり、
今回、もう一度おでんをとりあげることになりました。
具材も西尾さんの特に思い入れの強い、
「うすい豆しんじょ」
を取り上げたいと思います!
皆様、どうぞ最後までお楽しみくださいませ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 目次 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
権太呂の厨房から 「爽彩 おでん」(番外編)
◆ うすい豆とは?しんじょとは?
◆ おいしく召し上がっていただくために
◆ しんじょで季節感を
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梅 「うすい豆のしんじょ」なんですが、そもそも「うすい豆」や「しんじょ」というのは
どういったものですか?
西 うすい豆はエンドウ豆のことですね。鮮やかな緑と香りで春を感じますよね。
京都では「おまめさん」と言えばうすい豆を指す方もいらっしゃいますから、
馴染みのある食材なんですよ。
あと、しんじょは白身魚のすり身につなぎを加えて形を作り、蒸しあげたものを
いいますね。
梅 なるほど!うすい豆で季節感が表現されているんですね。
西 あと、このしんじょにはアスパラガスも入ってますから
アスパラの緑も「新緑」のイメージに一役かってるんですよ。
◆ おいしく召し上がっていただくために
梅 今回のしんじょでのこだわりはなんでしょう?
西 よりお楽しみいただくために、いろいろと工夫しております。
<其の一> 豆を塩茹でし、色止めをしています。
<其の二> その色鮮やかな緑に目をとめて頂きたいのでしんじょを別添えにしています。
<其の三> 口当りを良くするためすり身はしんじょ用に特製のものを使っています。
となりますね。
梅 こだわってますねぇ。さすがに泣きの一回(?)でうすい豆のしんじょを
取り上げて欲しいと言われただけのことはありますね。
お届けしてきたおでんシリーズもいよいよ時間が迫ってまいりました。
今回のしんじょでお客様に「これだけは」ということがあればお願いします。
西 実はね、今回のしんじょではうすい豆やアスパラガスで季節感をだしましたが、
しんじょに入れる具材を通して春夏秋冬を表現してるんですよ。
梅 たしか、前回は桜でしたものね
西 お正月はかに爪でしたしね。一年を通してしんじょに季節感をと思ってます。
おでんのしんじょがサイトやカタログで紹介されているのを見たお客様が
「もう、こんな季節か」
なんてお感じ頂ければ言うことありませんね。
おでんシリーズを今回の番外編を含め、合計4回でお届けしてまいりました。
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