紙面が限られたDMや、WEBのショッピングページだけでは、お伝えしきれない、
『作り手のモノ作りに対する、「こだわり」や「思い」』
をお届けするのが、この「権太呂の厨房から」。
今回は『権太呂の厨房から特別編』と致しまして、わたくし梅田が
権太呂の店舗・通販を統括する藤本会長についてお伝え致します。
釜の前に立っている上の写真が藤本会長。
久しく出汁とりの現場を離れていた藤本会長でしたが、先日よりこんな思いを抱いていたそうです。
「最近の出汁は、私の思い描く昔の『あの味』と違うなぁ…。」
「昔の『あの味』をなんとかもう一度再現できないものだろうか…。」
「さらに美味しく、お客様に喜んで頂けるものをお出ししたい!!」
単に美味しいだけではなく「心のごちそう」、つまり心まで豊かになる、そんな料理を
提供することこそが信条である藤本会長にとって、「もっともっとよいものを」という
思いは心の底から湧き出る自然な思いなのです。
藤本会長の思いをサイト内でもご紹介しております。
そんなことがあり、数日前より現場復帰!
早朝より血脇社長と出汁担当である蔵元と、よりよい出汁作りに取り組んでいます。
節を入れるタイミング、量、その際の火加減などが少し違えば、
仕上がりも全く変わってしまうのが出汁とりの難しさであり、妙味なのだとか。
まさに真剣勝負なのです。
アク取りも昔ながらの「へら」で丁寧に丁寧に。
手をかければかけるほど出汁もそれに応えてくれます。
昔と今とでは材料も変わってきており、出汁のとり方も時代に合わせて進化・発展させています。
藤本会長の現場復帰もそんな進化・発展の流れにおいて当然のことなのかもしれません。
権太呂は今後も、スタッフ一同よりよいものづくりに日々取り組んで参ります。