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お酒の神様は山吹がお好き!?

■毎週日曜更新 権太呂スタッフの「旬な京都便り」

2011.05.08

こんにちは!梅田です。ゴールデンウィークも本日までですが、皆様どのような’黄金週間’を
過ごされましたでしょうか。

ゴールデンウィークに旅行やレジャーの計画が立てやすいのは祝日が重なるからというのが
大きな理由ですが、「風薫る五月」というほど、気候がよいのも思わず出かけたくなる理由ですね。

そんななか、本日の「旬な京都便り」では、お酒の神様「松尾大社」を取り上げました。
桜の季節が終わると、京都の花々は’群雄割拠’。藤やシャクナゲ、ハナミズキなどいろいろな花々や
木々を楽しむことができます。

そしてここ松尾大社は境内一面を彩る「山吹」で有名なんですよ!

山吹で知られる松尾大社なので、本来であればたくさんの人で賑わうのですが、人込みを避け(!?)
朝早くに訪れたため、人は少なめでした♪

松尾大社は別名「山吹の宮」と呼ばれているのだそうです。実際境内を散策しておりますと、
その名を冠するだけあり、右を見ても左を見ても山吹色のかわいらしい花々を見ることができます。

本殿脇にも「山吹」

太鼓橋(ホントはそんな名前ではありません。。)を借景に『山吹』

「亀のようにゆっくり、鯉のようにスイスイ」と、華麗なるドライバーへといざなう看板横にももちろん、
”山吹”なんですね!なんと境内に約3,000株もの山吹が植えられているそうです。

松尾大社にこれだけ山吹が多いのには理由がありまして、もともと松尾大社の辺りに群生していた
山吹は、終戦後に神社の周りに人が住むようになったことから少なくなってきたのだそうです。

それを見かねた神社の方が境内に少しずつ山吹を植えていった結果、「山吹の宮」と言われるまでに
なったのだそうです。

また冒頭でも少し触れましたが、この松尾大社はお酒の神様としても広く知られています。
それを象徴するかのように、拝殿には日本各地の酒造メーカーの菰樽(こもだる)が奉納され
ています。日本酒好きの方には’メッカ的存在’、’サンクチュアリ’として、崇められているのだとか。。

軒先からぶら下がっている丸っこいもの、何かご存知ですか?「杉玉」もしくは「酒林(さかばやし)」と
言って、日本酒の造り酒屋の軒先に吊り下げて新酒ができたことを知らせるためのものなんです。
境内に杉玉が吊り下げられているなんて、お酒の神様たる所以ですね。

そしてお酒の神様、松尾大社のすぐ横には…

「お酒の資料館」なるものまであるんです!ちょっと中を覗いてみますと、、

お酒に関する資料やポスターなどがズラリ!(ピンボケですみません。。)お酒の事に詳しくなくても
楽しめますよ!

「お酒好きの方、花好きの方、全部まとめていらっしゃい!!」となんとも懐の広いスタンスなのが
この松尾大社。余談ですが、今まで何度も「松尾大社」と書きましたが、この松尾大社、本当は
「まつのおたいしゃ」と読むのだそうです(ガーン!!)。知ってました?