通勤ルートにあるこの通り。
よく海外からの観光客の方たちが交差点を撮影をしていて、こんなとこでなにを撮ってはるんかなー?と思っていたのですが、
この辺りは平安宮で最も重要な施設である朝堂院の正殿「大極殿」の跡地だったんです。
よくよく見てみると交差点にその説明や歴史が書かれた物があり、毎日通ってて何も知らなかったんだなと驚きました。
何も知らずにすごい所を歩いていたようです。
大極殿は平安京遷都の翌年、延歴14年に完成。
天皇の即位式のほか、正月に行われる朝賀や御斎会、外国使節の謁見など国家の重要な行事が行われていました。
平安神宮は朝堂院を8分の5サイズで模したそうで、この辺りにそれよりも大きなものがあったと思うとすごいですね。
この交差点を少し北に行くと公園があるのですが、そこには大きな大極殿の石碑がたっています。
毎年春になると この石碑の横には桜が咲いていたのですが今年公園の改装工事があり、終わった頃には切り株になっていました、、
あんなに綺麗だったのにもったいない。
帰り道のお花見がなくなってしまいました、、、残念。
公園内にも朝堂院や大極殿についての色んな説明書きもあったりして歴史を知ることもできます。
なかなか観光として立ち寄るには珍しい場所かもですが、源氏物語ゆかりの地とも言われているのでお好きな方はこの辺りの散策もいいかもしれませんね。
稲垣